東京から仕事終わりに「サンライズ出雲」に乗って、ノビノビ過ごしてきた旅行記です。
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安いだけで選んだ「スーパーホテル出雲駅前」がコスパ抜群だった
出雲観光メインなので、アクセスのいい出雲市駅の中ではリーズナブルなビジネスホテル「スーパーホテル出雲駅前」。近くに人気のドーミーインや東横インがあるのですが、これらよりもちょっと高い。
ドーミーインなんて大浴場はあるし、朝食は美味しいし、夜鳴きそばあるしで、ビジホ界の人気者です。ただ、寝るだけの私には勿体無い……。夜鳴きそばも夜食は太るしね……。
どうせ寝るだけだし、今回はスーパーホテルにしておくか……と期待していなかったのですが、朝食は美味しいし、「らんぷの湯」は割引してくれるで、コスパ抜群でした。
シングルルームもダブルベッド備え付けで快適でした！
足元に壁掛けテレビがあります。手前のテーブル席にはコーナーにソファがあって、くつろげます。コンパクトで機能的です。これで5000円程度なら快適快適です。
さらに女性客にはアメニティが5つまで選べる嬉しいサービスも。私はシャンプー、リンス、フェイスパック、くし、ボティケアシート？ の5つを頂戴しました。
全部フェイスパックでもよかったかなーと思います。小分けのパックって持ち運べるし便利ですよね。
宿泊費約5000円で無料の朝食付きはお得
無料と謳っていても宿泊料に含まれているのは承知ですが、パンとコーヒーだけの内容かと思っていたら、島根のしじみ汁や白米、サラダ、炒め物、焼き魚、ヨーグルト、卵焼き、フリードリンクなどがビュッフェでいただけたのはお得でした。
しじみ汁や卵焼きも出汁が効いてて本当に美味しかったです。この朝食を食べるためにまた泊まりたいかも。
出雲大社へ参拝。気が良い、相性がいい
出雲市駅前からバスで出雲大社まで。この日は晴れていたこともあって、人も少なく歩きやすかったです。
今よりも随分若い時は、あれもこれもと詰め込む旅行をしていたのですが、開高健が著書の中で
「少年の心で大人の財布で旅をしよう」と言っていた気がするのですが、この言葉に感銘を受けた私は、開高先生の言う通り、実践しています。
“大人の財布”というのは、簡単にいうと旅行費をケチるな。ということだと思っています。
私の場合だと、飛行機ならプレミアムクラスに乗るし、新幹線ならグリーン車、食べたいと思ったらランチに1万円のステーキも食べる。ということを実践してきました。
お金に余裕があるわけじゃないけれど、移動費を大人の財布ですることによって、体力のない私は、旅がぐっと快適になった気がします。
一つの観光スポットに長く滞在してもいいし、つまらなかったら秒で帰ってもいい。
だって私は大人なんだもの。
全部自分に決定権があって、自由に行動できる一人旅。最高です。
若い頃は姉とよく旅をしてきたのですが、同じ旅好きとはいえ、行動指針みたいなのが一致しないと色々キツいです。姉は、とにかくスケジュールを立ててきちっと周りたいタイプ。
青春18きっぷで四国を巡った時も早朝から電車の乗り換えのために走ったり、炎天下の中歩いたりと。あの頃は若かったから体力があったけど、疲れた思い出が印象強いです。
台湾に姉夫婦と行った時も、姉は雨が嫌いなので、出かけたくないと言い出しました。
当初、九分に行く予定でしたがキャンセルしました。
そしたら、代替案を何も出さないお前はどうしよもない！ などとキレられ、ここでもうこの夫婦とは一緒に旅行に行かないと決意しました。
スケジュール通りに行かない、道を間違えることも旅の楽しさ、ハプニングも命に関わらなければ面白い旅になるのです。
この価値観の共有をできる旅友達って本当にいないんですよね。
話を戻すと、出雲大社は私にとって気のいい場所でした。伊勢神宮、明治神宮、厳島神社と並ぶワタクシ的パワースポットと認定します。
自分がいいと思う場所が自分にとってのパワースポット
ですよね？
ランチで食べた出雲そばが私史上イチだった
長野の戸隠そばと岩手のわんこそばと並んで、日本三大そばと言われる「出雲そば」。長野はよく場所で、日本で一番美味しい蕎麦が食べられるのは長野県だと思っていたのですが、出雲そばが長野を超えました。
3段重ねで少し多いかも？ と不安だったのですが、ペロリです。あと3枚くらい食べられそう。地元の人も来てましたが、地元の人が羨ましいなぁと思いました。
こんなに手間のかかるものを安く気軽に食べられるなんて。
出雲市駅から15分ぐらい歩きますが、また食べに行きたいです。
サンライズ出雲の出発まで。出雲市駅前での過ごし方
電車の出発までの駅前での暇つぶしの方法は
- らんぷの湯で温泉に入る
- モスバーガーで充電しながらお茶をする
この2つでひま潰せます。
らんぷの湯は、ランチを食べた後に向かいます。平日なので空いてたのがよかった。内湯と露天風呂、サウナ、水風呂があって最高ですが、露天風呂の浴槽は一人で入れるサイズの浴槽が3つなので、人が多いと入れないと思います。
サウナも4人がギリかな〜と言う感じ。
スーパーホテル宿泊者は、部屋番号が書いてある紙を見せれば少し割引がきくので、捨てずにとっておくといいですよ。入館料とタオル料金は別です。
脱衣所にはドライヤーもあるし、トイレもあるし、それなりに広くて使い勝手も良かったです。
コンセント難民はモスバーガーをチェックしておこう
湯上がりに喉が渇いたら、すぐ近くのモスバーガーへ。ここはスマホバッテリー切れしそうな時にも便利です。私は常にバッテリー切れに怯えていたので、ここを把握しておいて助かりました。
このように各席についているコンセントがありがたかったです。
出雲市で1泊、サンライズ出雲で2泊。島根は一人旅に最適
コロナが流行してからのここ3年は、飛行機の搭乗の際に陰性証明が必要だったり、隔離期間が必要になったりと以前よりも面倒な世界になってしまいました。
私はワクチンを一度も打ってないので、海外旅行から帰国すると対象国に限りますが、最大で14日間の隔離期間が必要です。
でも、国内旅行もいいものです。ご飯は美味しいし、まだ知らない日本に出合えるし、本当に日本って素晴らしい国だなぁと思わされます。
特に魚好きは島根県オススメです。一人で食事できるところもいっぱいあるし、一人旅の人も結構見かけました。
私も次回は、宍道湖や玉造温泉にも行ってみたいな〜と思います。
