お疲れアラサー女子。1泊2日のひとり湯治の旅「肘折温泉 旅館勇蔵」へ行く。

週5フルタイムで働いていれば疲れって溜まりますよね。若い頃より寝ても疲れがとれなくなった…アラサー女子です。

そんなときハマったのがいわゆる湯治場と呼ばれる温泉旅館でのんびりすること。主にひとり旅ででかけてます。

有名温泉地で一人泊を受け入れている、ひなびた(味のある)旅館が好きです。一人で泊まって料理上手な女将さんのご飯を食べるのが至福です。

いつもは関東近郊の温泉旅館なんですが、今回は初東北ひとり旅。

初の東北が山形にある「肘折温泉」という渋い場所wしかし、疲れを癒すには最高の場所でした。1泊2日でもかなりリフレッシュできた「旅館勇蔵」をご紹介します。

2019年の肘折温泉は雪少なめ。

東京駅から新庄駅、バスを乗り継いで肘折温泉まで5時間

東京駅から山形新幹線に乗って新庄駅まで3時間43分。そのあと町営バスに1時間乗って「肘折温泉」まで合計5時間弱。かなり遠いです。飛行機を使って韓国まで日帰り往復できますね。

新庄駅のコンビニでお酒、飲み物など調達すると良しです。

しかし、ひなびた温泉街といった風情で湯治旅には最高です。

誰かの家にきたみたい。ちゃんと清潔でいいお湯「旅館勇蔵」

2階客室 6畳トイレなし

こちらは実際に泊まった6畳の和室。お茶セットもあってテレビもあって、普通に快適に過ごせます。新幹線で駅弁を食べ損ねてしまったので、お部屋で食べたあとはお風呂へ。

2人入れば十分な広さの浴槽

あぁああああああああ。って声が漏れるほどの最高のお湯。いつまでも入っていたい…。しかし、私には少し熱め。あまり無理せず、のぼせる前にこまめに入るの方が疲れがとれます。

滞在中は他の宿泊客と一度も会うことがなかったので、いつでも快適に湯浴みを楽しめました。3度は入ったかも。

夕朝食は個室での提供。

お楽しみの夕食は、山菜たっぷりきのこたっぷりのお鍋がついた郷土色豊かな御膳。お造り、山菜の和え物、てんぷら、きのこのお鍋、焼き魚、漬物、デザート(干し柿)。あと白米。

もうどれも美味しくて、山菜きのこ好きにはたまりません。ご飯もいい炊き具合でもうひとつ胃袋が欲しかったほど。宿に到着して駅弁を食べてしまったので、お腹パンパンだったのがもう後悔…。干し柿だけは苦手なので手をつけず残しました。

違うアングルからの一人飯

なぜか、椅子つけますか?と言われ「はい」といったのですが、なくてもいいかもw殿様気分で食べたいときはいいかもw

東京ではみたことない、珍しいきのこもありました。

このきのこのお鍋がきのこの出汁が存分に出てて、「きのこの旨味汁」って勝手に名前つけました。

てんぷら。右側のきのこがさきイカみたいに濃厚でした

てんぷらがあると、なんだか嬉しい。

朝食の炊き込みご飯の美味しさよ…。

「旅館勇蔵」は、ご飯の美味しい宿としても評判ですが、特に美味しいのがこの炊き込みご飯じゃないでしょうか。朝から胃袋3個ぐらい欲しくなりますよ。舞茸やコーンが入って、おかずは白米に合うものばかりだけど、これだけでも美味しい。

コーン入り炊き込みご飯

2食ついて温泉よくて、遠いけど再訪したい宿

肘折温泉は遠いけど、古くから湯治客をもてなしてきたからこそ、村の人たちにおもてなしの心があって心がほっと温かくなります。東北の中でも豪雪地帯と言われる場所なので、冬にきたらより雪景色も楽しめそう。除雪車も通ってるので安心してバスでも来れるから、問題なし。

今度は連泊してじっくり静養しにこようと思います。