2019年は東北6県制覇するぞーと意気込んだものの、3月に山形の肘折温泉へ行って以来です。猛暑な８月に東の横綱「鳴子温泉」へ行ってきました。
平日は働くアラサー女子。疲れをとるには都会を脱出して、美味しいご飯と濃い温泉に癒されただただのんびりするプチ湯治にハマってます。
駅ねっとで予約すれば新幹線のグリーン車も20〜30パーセントOFF！予約変更するにはお金もかかりますが…めちゃ安いですよね。
11:36分発の東京駅から新幹線で古川駅へ。陸羽東線 各停 鳴子温泉行に乗って14:41分着の「鳴子温泉駅」に着いたら15時のチェックインにちょうどいいです。
駅到着からすでに町中が硫黄臭！期待高まる！
「鳴子温泉駅」に到着するとこの硫黄の匂いが温泉地だな〜と思わせてくれます。山形の肘折温泉もこけしをPRしてますが、鳴子もこけしが至るところに。東北はなぜこんなにもこけし推しなの？？
鳴子温泉で評判の「東多賀の湯」へ宿泊
今回は、鳴子温泉でもお風呂が評判の「東多賀の湯」へ宿泊。道がわかりづらいため送迎もあるそうですが、一人だから悪いな〜って思うのと歩くのが好きなので、徒歩で向かいました。Googleマップが示したのが、この裏道でw正統派の正面からはいけなかったですが、無事辿りつけました。
思ったよりも広い旅館で、入り口には看板犬のポチがいました。写真忘れた…！人懐こくて少し暑苦しいワンちゃんです。種田山頭火ゆかりの地でもあるそうですよ。
宿帳を記入すると通されたのが、この和室。客室は二階にあり、トイレは別にありますがキレイに掃除されています。また、冷暖房器もあるので安心です。
2食付きのプランにしたので、バスタオルや浴衣、歯ブラシなどもありました。素泊まりだとなさそうなので、持参するといいかも。
新幹線で食べ損ねた駅弁を食べたら、いざお風呂へ！後悔することに..
東多賀の湯は、外来浴（お風呂のみの利用）を15時まで受け付けているので、先客がいました。宿泊客のために15時まで制限してるのもいいですよね。小さなお風呂だから、2人も入れば距離が近くて結構気まずそうです。
おばさんが湯浴み中でしたが、私が顔を出すと気をきかせて出てくれたので独り占めできました。
なんと！シャワーなしのカランのみ！温泉が常に流れていて贅沢な掛け流し。加水してないから成分が濃すぎて金属類がダメになるのかも…。温泉の成分でカラー剤がとれそうなので、髪は洗わず体だけ洗いました。
ふぁあぁああ。って声出るくらい気持ちいいです。硫黄泉最高！しかも、なんか泥のような成分残りまくりでカランにもびっしり！窓を締めると硫化水素中毒になるので、常に換気してるそう。お湯も持ち帰れるようで、床に直接垂れるとワックスがはげるから、台で運べとな。
どんなけ成分濃いんだ…。湯温は熱めなので、10分ほどであがります。冬ならもっと浸かれるかも。
体の疲れをとるには、こまめに入るのが体にも負担がかからずいいとのことなので、無理せず出ます。平日だから宿泊客が少なくて入り放題！バッティングなし！
夜はお楽しみの食事です。遅めのランチに駅弁を食べてしまったので、気持ち30分ずらして18時半の夕食です。
意外にも宮城の郷土色がなく、普通の御膳でした。お刺身美味しかった。川魚はやや泥臭い。天ぷらも冷えてたのが少し残念でした。お米農家でもあるそうで、白米は美味しかった〜。しかし、水分多めの柔らかめなので、硬め炊きが好きな人にはアレかもです。
旅館に泊まったら小さなおひつに入って出てくるのがイイ！
お酒全般なんでも飲める口と思ってたんですが、今回の旅で初めて挑戦してみたたどぶろくが苦手だと知りました…ドロっとしていて、あまくて、ご飯には合わないなぁ。キリッと冷えてさらっとした日本酒が好み。
朝食はいたって普通の旅館の朝食です。ブルーベリーも作っているそうで自家製のブルーベリージャムが美味しかった。コーヒーもポットでいただけて良かったです。
朝風呂を浴びて帰り仕度。女将さんが送りましょうか？といってくださったのですが、近いし電車の時間まで余裕があるので歩くことに。商店街を通ったらカフェもあったので、10時にチェックアウトして暇つぶしに困っても大丈夫。駅構内には、広い待合所もあり、足湯もあります。暑すぎて断念したけどw
「鳴子温泉」ハマりそう。東の横綱に納得です。
ご飯は超絶美味しいってわけでもなく、普通の旅館のご飯って感じですがそれを凌駕するほどのお湯の良さの「東多賀の湯」。次回は素泊まりで2、３泊して昔ながらの湯治を楽しむのもいいな。
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