【Day2】京都1泊2日で世界遺産コースを巡ってみた!

2日目の京都観光のテーマは「世界遺産をサクッとめぐるコース」。清水寺→金閣寺→二条城→伏見稲荷神社。ランチは551蓬莱の豚まんを食べて、京都の町屋カフェで休憩。その後はお土産探し、夜ご飯は京都のおばんざいを食べるプランです。

一日目の旅程はこちら

Day2

9:00起床

2日目の早朝から行きたいと決めていたのは「清水寺」。アパホテル京都祇園からは、徒歩でいける距離なので、早朝散歩をかねて一番乗りするぞ! と張り切っていましたが、アラームを3回ぐらいスルーして寝坊と相成りました。

旅館だと朝食を食べ逃すのが嫌なので、必ず食事時間にはおきますが、空腹は11時頃なので正直しんどい。

素泊まりのビジホだと気負わなくていいので気楽ですね。

10:00 清水寺へ到着

数年前にきた時は、かなりの観光客が来ていて行列で諦めたのですが、2020年のコロナ禍の影響で超空いてました。割り込みする人も、自己中に写真を我先にと撮る人もいなくて、快適でした。もうこんな事は2度とないかも……。

清水の舞台は凍結のため、最前は立ち入り禁止に。
2020年を表す漢字「密」
「舌切茶屋」で一服

朝ごはんを食べてないので、少しお腹が空いた。「清水の舞台」の真下に位置している茶屋で一服しました。

茶団子は京都のお土産店などで売っているもの。きな粉餅はきな粉の上にそのまま砂糖をまぶしたワイルドな盛り付けですが、温かくて美味しかった。お茶も!2つで1000円程だった気が。

11:00 金閣寺へ

清水寺から金閣寺へ行くには、バスを乗り継いで1時間はかかってしまうので、タクシーを使いました。所用時間は30分ほどで大体3500円くらい。その日は、全国高校駅伝大会を開催していて、ちょうど私たちが移動中に交通規制がかかるかもという時でした。

タクシー運転手さんによると。京都代表の高校生たちは優勝候補なのだそう。結果は……この後で。

方言混じりのおしゃべりな運転手さんに会うと、あぁ旅に来たなぁと感じる。

綺麗に彩られた「金閣寺」

金閣寺は、塗装工事をするため残念な装いだったそうだけど、この日はかなり綺麗でした。金閣寺ってもっとくすんだ金かと思っていたんですが、想像よりもずっとキンキラ金で綺麗だった。でも中心地から少し離れているので、周辺観光はものたりないかも。

京都のいいところって駅前はお店もいっぱいあって、ファッショナブルで、でも少し歩くと神社仏閣があって、で、また少し離れると山があって。 コンパクトにバランスよく楽しめるのがすごくいい。

12:00 二条城へ

中は一切撮影禁止の「二条城」。江戸幕府によって造営されたお城ですが、これがまただだっ広いお城で冬は底冷えして歩いていると寒いし、足裏の感覚なくなります。すごいな昔の人。あんな寒いところ誰でも早死にします。

今回の世界遺産コースの中でもまた見学したいと思ったのが、ここ二条城です。入場料が高いですが……。15代将軍慶喜が二の丸御殿の大広間で「大政奉還」をした場所として有名ですが、どの門構えも立派で見応え抜群。

いかにも金持ちだなぁと思わされる時って、だだっ広い敷地にだだっ広い平家建てじゃないですか。家の中でも迷子になりそうで、ちょっと薄暗い廊下なんてあったりしてね。屏風の絵とか、金ピカの屏風の色とか。「けものみち」の北大路欣也出てきそう。

大広間で大政奉還の儀をした時、慶喜どんな気持ちだったのかなぁと想像しながら歩くと面白いと思いますよ。

撮影禁止の「二条城」。文化財の塊です。

13:30 京都駅 「551蓬莱伊勢丹店」でランチ

京都伊勢丹「551蓬莱」。テイクアウトとイートインあり

お腹も空いた〜ってことで、二条城からバスで京都駅へ。二条城前から出ているので楽ちんです。バス停は道渡って向かい側。京都駅に着いたら、目指すは伊勢丹地下2階の「551蓬莱」へ。関西方面へ行くなら蓬莱の豚まんは外せません。ということで、テイクアウトのそばにあるイートインで待ち客1組の次に案内されるのを待ちます。全席カウンターで回転も早そうな雰囲気。

熱々で具沢山の海鮮麺

海鮮焼きそばとかなり迷いましたが、汁の気分だったので、海鮮ラーメンをチョイス。具が大きくて、食べ応え抜群。とろみのある汁なので、腹に溜まります。

蓬莱の豚まん

数年前に食べた時は衝撃の美味しさだった豚まん。私の口が大きくなったのか、ちょっと小さく感じました。あともっと肉肉しかった気がする。若い頃に食べたものを大人になって「懐かし〜」って食べると、「あれっ?前はもっとおいしかった気がする……」と思いませんか。これってなんなだろうね。舌が肥えたのか、期待値が上がりすぎていたのか。

でも美味しい。辛子をたっぷりつけて食べるのが好き。

15:00 伏見稲荷大社へ

満腹になって足もだいぶ疲れてきましたが、せっかくの京都。余す事なく楽しみ尽くしたい! ってことで最後は「伏見稲荷大社」へ。京都の映えスポットといえばここでしょう!

京都駅から伏見稲荷駅までは約6分と近いので、電車で行きます。

伏見稲荷駅のすぐ前

朱色に千本鳥居が有名な伏見稲荷大社ですが、山の頂上までいけるって事知ってましたか? 私は半分までしか行けませんでした。アレってちょっとした修行ですよね。山登りですよね。選ばれし人しか行けんわ。健康な人でも心臓破れるわ。膝笑うわ。

地元のおじいさん余裕の表情で、周りに教えてたけど。「ここはまだ半分、あそこからいくと近いよ〜」と。

いや、無理。でも時間と体力があれば登りたいな。途中の猿出没看板がやたら怖いけど……。

女子だとお着物着て、キツネのお面とか被って撮影するともっと楽めるかも。

圧巻の千本鳥居

19:00 京都駅で夜ご飯

2時間はあっという間に過ぎちゃう伏見稲荷大社。周辺でお土産を購入したり、参拝後、京都駅に戻ることに。21時発の新幹線なので、夜ご飯は駅ビルで食べることに。

あ、そうそう。

地元がホームの京都の高校は、優勝を逃しました。残念〜。

味彩やで京都のおばんざい御膳をいただく

冬御膳

お味噌汁、刺身、天ぷら、おばんざいがついて、お味噌汁白米はおかわり自由で1600円とかなりお得でした。おばんざいの味付けもどれもちょうどよくて、ご飯がすすむ。かに天麩羅、カキフライ、味噌田楽ももちっとしてておいしかった。クチコミ読むと高評価ってわけじゃないですが、私は結構好き。京都行ったらまたたべたい。

京都はプランを変えて何度も楽しめる旅先

柳ごしの鴨川

初めての京都旅行なら、京都駅や東山を中心に清水寺や金閣寺、二条城、伏見稲荷大社を組み込む世界遺産コースにしてプランを練ったり、次は嵐山へとか、海側の京都で天橋立を見ようかなとか。何度も楽しめるのが京都のいいところ。