小さい部屋に住むでもいいから、どうしても東京にいたい

私は小さな南国の島に生まれ育って、あまりの退屈さに上京したくちなのですが、気づけばもう16年もたっていました。

上京して初めて気づいたのは家賃が高いこと。

今までは親の家に住んでいたので、アルバイト代からはほぼ家賃と食費で消えていきますね。


情報がない、ものがない、いいコンテンツがない田舎に飽きてなんでもある東京に恋焦がれていました。


東京にいったら、雑誌でみるような服を着てzipperのモデルさんみたいな髪型にするんだって思ってました。


街を歩けばいい匂いのするパン屋、おしゃれなカフェ、外食チェーンですら美味しい。


あれもこれも欲しい、あれもこれも食べたい。毎日飢えてました。


バイトを掛け持ちしても消えていくのは、安い居酒屋の酒とつまみにたまの贅沢でヴィドフランスのパン。

近所の安くておいしいラーメン店や王将のレバニラ定食。


ここまで書いていて、私は食に執着してるな…。

別に貧乏育ちでもなんでもないんだけど、常に美味しいものが食べたいっていう欲求があったんだな。


さて、やっと30代にはいってお金も稼げるようになり人並みに欲しいものも食べたいものも手に入るようになった。

でも東京で暮らすマンションの家賃だけは青天井にもほどがある。

東京都心にも6万のワンルームもあれば、100万を超える賃料がある。敷金礼金だけで私の年収が吹っ飛ぶ。


豪邸に住む必要はないけれど、いい立地と自分が心地よく過ごせるほどの広さは欲しい。でもまだまだ大変。


東京は上をみたらキリがない。そしてなんでもある。仕事も情報もある、でも安く生活もできる。500円あれば牛丼とみそ汁とお水が飲める。

ミシュランの星付きレストランは世界一多い。付き合う人も選べる。最新のエンタメに触れられる。羽田空港にいけば世界中どこへだってすぐに行ける。新幹線にのれば、東北の田舎町の温泉地に行ける。


渋谷や銀座を歩けばトレンドがわかる。インターネットなんていらないよ。


もっともっと欲しいって煩悩だらけの私は、当分東京から抜け出せないなぁ。