私の彼は付き合いたいランキング2位のIT起業家

この記事の言いたいこと
IT起業家とつきあえば華やかな生活ができると思ったら大間違い

カップラーメンが大好物


IT起業家が華やかだと思ったら大間違い。終電がなくなって歩いて帰ってきたら、夕食にペヤング食べたりしてるし、好きなものは吉野家の牛丼だ。基本的に金の使い道はケチだ。豪遊なんてしない。おしゃれな店は食べろぐで調べないとわからない。

ただ金の使いどころをわかってる。そりゃそうだ。金の収支がきちんとしてないと会社は経営できない。

希代のコスパ厨

デート中に服屋へ入って服をみていたら、「これは君には似合わないよ」とハッキリ言うし、「これで〇万円は高い!」とコスパ厨を発揮する。でも、気に入ったものがあれば、かつ、私に似合っている、ブランドで値崩れしなそうなものなら10万円をするものを、ものの5分で買ったりもする。頻度は多くないけど。。。

億を稼ぐが可処分所得は独身サラリーマンより少ない

私の彼は、高卒→大手企業エンジニア→起業という経歴だ。サラリーマン時代は、年収は1千万はないけど東京都で働く人の平均収入よりは上をもらっていた。真面目に業務をこなすホワイトサラリーマンなので、土日祝休みで有給はとれるし、夜も20時で上がって飲みに行く、なんなら業務が落ち着いているときは早退してデートなんかしていた。忙しい時期は、残業ももちろんある。

ところが起業した後は、朝は8時におきて、10時には出社し、終電がなくなった後も働いて、タクシーか徒歩で帰宅し、日曜も働く。

なんだかブラック企業で働くサラリーマンみたいだ。

朝は食べず、コーヒーを飲み、昼は町の中華弁当600円を美味しいと言って食べる。仕事を終えて深夜に帰ってきたら、コンビニで買ってきた納豆巻きとサラダを食べる。一応、体には気を遣ってヘルシーなものを食べる。これにストレスが加わると中本の北極ラーメンが追加される。

食生活もお金の使い方もサラリーマン時代とはあまり変わらない。休日は、カフェに行ったり定食屋でランチしたり、服はネットで探したり、ちょっとおしゃれなセレクトショップで買い物したりもする。

伊勢丹? 阪急メンズ館

ナイナイ。

起業家は時間がいくらあっても足りない

これが社員は自分ひとりでフリーランス的に働くのであれば、時間もお金にも余裕のある生活が送れているのかもしれない。スタートアップ企業の創業社長というのは、やってもやっても仕事が永遠に終わらない。取引先の会食へ行った後はオフィスに戻り、コードをかいて、提案書を書く。

営業マンであり、プランナーであり、総務経理部長であり、エンジニア、ディレクターである。

常に仕事の進捗が気になるし、社員をケアしたり、マネタイズは? 予算は? などサラリーマン時代とはくらべものにならないぐらい決断と迷いの連続だ。

地味に泥臭く作業をしている。

起業家とつきあうとさみしい

彼の頭の中にあることは会社を大きくすることだ。私なんか二の次三の次だ。常に一番でいたい、何よりも優先してほしい、夜ご飯は絶対に一緒に食べたい、欲しいものを買ってほしい。ブランド物をプレゼントしてほしい。

すべて叶わぬ夢と心得よう。

それなら……雇われ社員社長がねらい目

大手企業の子会社の社長で、月収が100万以上あるようなサラリーマン社長はねらい目だと思う。会社運営の資金や人的リソースは、大手企業というバックがついているので、万が一倒産しても自分の懐は痛まない。自分が辞めるか、平社員に戻るだけだ。自分でなけなしの財産をはたいて、頭下げて銀行から金借りて、社員が辞めないように気を遣っているような地べた這いずり創業社長とは違って余裕がある。

その点、メディアに出ているような顔面がツルツルで華やかな、自分で創業資金も出していない、リクルートもしていないお飾り社長だとちやほやしてくれるかもしれない。芸能人のお友達もたくさんいてお近づきになれるかも。会社は赤字なのに高級タワーマンションなんかに住んでいて、生活も華やかです。そういう人は土日祝休みで、南の島へバカンスも一緒にいけるかも。

もしIT社長とお近づきになれることがあれば、生活レベルが会社の業績に見合っているかをIR情報なんかと照らし合わせて、確認することをおすすめします。