安定も自由も欲しい。正社員とフリーランスで悩むならこんな風に働き方を考えてみては

自由度の高いフリーランスなどの非正規雇用の働き方と、ボーナスありの安定した年収を得られる正社員とでは、比べることがそもそも難しいのですが、女性なら結婚・出産・病気など。人生のステージによって、働き方を考える場面に直面する事が多いと思います。アルバイト、派遣、正社員、業務委託と、さまざまな雇用形態で働いてきた私が考えたこんな考えの働き方もいいのでは?と思ったのでご紹介したいと思います。

アラサーになって思った。「好きは仕事にできない」

あなたが就職先を決める基準って何ですか?

20代の頃は、ベストセラーのビジネス書を読んでは以下の会社就職した方がいいのでは? と思い悩んでいました。

  • 好きなことを仕事に
  • やりがいのある職種を
  • 伸びているorこれから伸びそうな会社に就職しよう
  • 同じ時間を捧げるなら1円でも給与の高い会社へ
  • 求人情報でピンと来た会社
  • 人にちゃんと説明できる会社
  • 楽そうor 仕事のわりにいい給料がもらえそう

高卒ですぐに上京してきた私は、とにかく日銭を稼いでその日食べるのに必死でした。学歴もないし……どうせ採用されないだろと思って、はじめからホワイトなオフィスワークは避けていました。というか、町の弱小会社ですら落ちていた気がする。

高卒女子が手っ取り早く働くには、コンビニ、工場、居酒屋などの接客業などのアルバイトぐらいつか思いつかなったのです。

ドトールなんて「賄いは出ますか?」

とチョンボして落ちた。

それぐらい食事代を節約したかった 笑

同級生がアルバイトを全額お小遣いにできるのを羨ましく、苦々しく思いながら、私はとにかく自分が食っていくために働くことに必死でした。

ーここで少し私の話をします。

上京してすぐ、家の近くのセブンイレブンの時給850円のバイトを週5でやりながら、社会保険もなく、有給もなく、土日もでて、いいように使われていました。

年金も払えない、こっそり廃棄品を持って帰る生活は一向に良くなりませんでした。

「こんなんじゃダメだ!」

と思い直し、セブンのバイトよりも事務系ワークなら汎用性が高いし、歳をとっても働ける。

と思い直し、大手企業のバイト面接を挑戦することに。

面接してくれた上司が採用してくれて、そこでは4年弱で正社員になることができました。

やっと東京に慣れてきて、専門性を高めるともっといい時給で働けるぞと思った私は今度は派遣社員で大手企業を転々とすることになります。

同じ時間を捧げるなら、名の知れた大手企業へ

を実践した結果。

今では、食うには困らない生活ができています。

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アラサーになった今、好きなことを仕事にしていません。というか無理ゲー。初めからやりがいのある仕事にもつけていません。

私の好きなことは、ダラダラお菓子を食べながら、映画やドラマをみたり、旅行をしたり、寿司や焼肉を食べたり、歌ったりすることだからです。

グルメリポーターになってもいなければ、旅行会社のツアーコンダクターにもなっていません。

「好き」の気持ちって持続可能しない

私だけじゃないと信じたいのですが、大好きな人とのセックスも、新しい職場も半年で飽きます。以降は、なんだか居心地いいな〜、欲求不満をサクッと解消できるな〜とか、精神の安定にいいな〜とかね。

アラサーになった今、いろんな経験をしてきて、

働くことは何でも「後付けできる」と思います。やりがいは仕事を継続していく中で「見つけられる」。

私は、事前に「働くことの目的」を決めていませんでした。

全部、「何となくやってたら楽しくなってきた」。

何となく転職したら、10年前より3倍の収入になった。

セブンイレブンのバイトだって、面接で落ちないだろう、1ヶ月後にお金が入るだろうと見込んで働いたけど、働くうちに、要領よく働けることに楽しくなってきたし、お客さんに愛想振りまいていたら、お土産とかをいっぱいもらえるようになってきた。

お局にもいじめられたけど、言い返すことで、なぜか見直されて、カラオケにいくまでの仲になった 笑。

こんな薄給でこんな目にあってバカみたいって思えるけど、人付き合いの忍耐強くもなったと思う。

全部後付けでいい。やっているうちに情熱は出てくる。

と思います。目の前の仕事を一生懸命やってきた。

フリーランスになるのも見切り発射でいい

アラサーになって思うのは、勤め人で今後生きていくなら年収300〜400万しか稼げない。これが自分の限界だと悟ったことです。高卒の私が働けるのはせいぜいここまでが限界。

年収をアップするには、自営業で自分の給料を決めるしかないのです。仕事をとれないと貧困になる場合もありますが……。

まぁら無理ならまた勤め人に戻ればいいのです。

結論、どうすればいいか?

迷いがあるうちは、副業ができる会社で働くのはどうでしょう? フリーランスを見切り発射でいいとは言ったものの、安定した収入がないと挑戦もできません。

本業後に仕事をするのはキツいけれど、未来の資産を構築するためと割り切ればけっこう乗り切れそうな気がします。

今の会社が副業を禁止しているのなら、業務委託として切り替えて働けないか? と提案してみるのも手です。

そうやって安定的に収入を得つつ、前から興味があった分野で週末働いてもいいし、本業でのスキルをもっと伸ばして、違う会社の仕事をランサーズやコネで得てみるのもいいかもしれません。

失敗してもいいやー、でもやらないだけマシ、の精神で復業をしてみるそんな時代が来たのだと思います。

来るべき複業時代に向けて、今からできることを準備していきましょう。

やりたい事が多すぎる、何をやっても続かない……と思っていた私がこの本を読んで、

「あ、私これでいいんだ」って思えた本がこれです。フリーランスもいいなと思えます。趣味に生きる人も共感できるはず。