格安航空のLCCが出てきてからというもの海外旅行がぐっと身近になってきたこの頃。私がよく使う有名どころではジェットスターやエアアジア、ピーチなどがあります。ジェットスターだとオーストラリアなんかもよく飛んでいるし、エアアジアだと東南アジアのきれいなビーチまで格安でふらっといける。また、ピーチは大阪から沖縄間なんてバス代か？というぐらい安いし、今人気の台湾もさくっといける。それこそ沖縄へ行く時間とあまり変わらないから大人気。
というわけで、LCCをよく利用する私の感想とか心構えなどもろもろを書きなぐりたいと思います。
フラッグキャリアとジェットスターではどちらがお得？
まず、オーストラリアへの旅行がぐっと身近になった「ジェットスター」から。オーストラリアはメルボルンの本社にあるカンタス航空の完全子会社で、頻繁に格安セールを実施しています。オーストラリアの国土面積はめちゃくちゃ広くて、離島とか無人島とか含めるとロシアに次ぐ勢いの大きさ。なので、どの都市へいくのか？でLCCのお得度が違ってきます。
西オーストラリアパース行きは「カンタス航空」が何かとお得
機内サービスが充実している(機内食、エンタメ、荷物の預け入れ、ドリンクサービスなど揃っている。時間帯によってはJALとの共同運航なので、JALのいい機材にも乗れるぞ)日本人CAさんがいて丁寧で安心です。しかも羽田から出ているので都内在住の人はアクセスも便利か。
ジェットスターは完全に成田空港なので、そこまでの交通費など余計にかかってしまいます。朝が早いと宿泊費なども。また、カンタスは早めにとれば往復$600～$700でチケットが取れるので、かなりお買い得。ジェットスターだと、席指定の追加購入、荷物預け、ミール、ドリンク代などサービスに別途お金がかかるので、カンタスとあまり変わらない値段になることも。早めに予約すればカンタスの方が断然オトク、ただし西オーストラリアのパースやメルボルンなど長距離フライトに限ります。
ジェットスターの安いとこ
ジェットスターが安いのは、ケアンズやゴールドコーストなど東京から比較的近い東海岸のほうです。夜出発の朝到着便なので、仕事帰りに行けるのもいいですね。7月の連休前でも片道23000円のチケットが取れました。席が少なくなってくると値段もどんどん上がってくるので、早めに予約するのが吉。ただし、キャセル料は戻ってこないかも。
クーポン見逃し注意
ジェットスターをリピートして乗る人でマイアカウントがある人に限られますが、一度乗ったあとにクーポンが送られてきます。私の場合は「Your $25 Jetstar voucher」と書いてあったので、次回搭乗の際には席をアップデートしたり、預け荷物代にあてたり、ミールを頼んで$25分の割引ができました。
サービスに期待してはいけない
ジェットスターではあまり悪い思いをしたことがないんですが、他LCCキャリアに乗ったときにペンを貸してしてくださいといっても忘れているのか貸してくれなかったり、態度が雑だったりしていい思いをしなかったことがあります。地上乗務員の態度もあまりよくありません。国内フラッグキャリアだとサービスも料金の内と遠慮なく要望できるのですが、格安航空だと遠慮してしまう。かといってカンタスが凄くいいサービスをするかは疑問ですが。
とはいえ、LCCでも笑顔でフレンドリーだったのがマレーシアへいったときのエアアジア。その日はクリスマスだったのですが、機内で男性CAさんが歌をうたって機内は大盛り上がり。すごくいい思い出になりました。
荷物制限きびしいよ
フラッグキャリアだと機内持ち込みにプラスして預け入れ荷物がだいたい15kgまで無料で大丈夫なんですが、LCCだと機内荷物はだいたい7kgまでと制限があります。預け入れ荷物に関しては重量や大きさでまで別途料金がかかってきます。さらに「ジェットスターは」荷物制限のチェックがかなり厳しいことで有名です。当日重量オーバーの人は、プラスで高い料金を払うか荷物を捨てるなどしなければいけませんので、お土産を買いすぎて悲惨なことにならないようにご注意を。
成田空港第三ターミナルは遠いぞ
東京から発つときは成田第三ターミナルへ行くのですが、これがまた遠いのです。LCCは遅刻厳禁なのでご注意を。また売店もあまりないので、事前に買っておくといいですね。飲み物は持ち込めないので、保安検査場を通ってから買いましょう。
さいごに
交通費は安く済ませて現地のホテルやアクティビティにお金を使いたい人にはうってつけのLCCですが、機内サービスや、利用する客層があまりいいとはいえないのも事実。私は7時間までのフライトでかつ直行便ならOKとか、連れ合いがいるときは話せるし楽しいからいいかなとか、その時の気分で利用してます。好きなときんビジネス以上に乗れるのが最高だけどね…。
