お腹がすく〜っ!真似して食べたくなる美味しい映画・ドラマ8選

ドラマ・映画を年間3000本は観る暇人アラサー女子。アマゾンプライム、Netflix、アップルtvなどVODの奴隷

1.シェフ 三ツ星フードトラック始めました

優秀な料理人のキャスパーは、じぶんの料理を「退屈だ」と評論家に非難されて店の評判がさがり、それでオーナーとも衝突。バツイチ、タトゥー、荒っぽいコック達、非難されるとすぐキレる。など海外飲食店あるあるがてんこ盛り。

勢い余って店をやめて、全米を移動するフードトラックを始めるのですが、息子や友達が手伝ってくれる中で、問題が勃発して絆を深めたりと、飲食店を始めたい人、食べることが好きな人が見ていても楽しめると思います。

SNSでの失敗や成功も今風で面白い。作中で作るクロックムッシュやパスタが本当に美味しそうで、食べたくなる元気をもらえる映画です。

2.南極料理人

「南極」という何もない極限状態の場所で、唯一の楽しみといえば食べること。南極観測地で働く男たちの日々の食事風景をユーモアたっぷりに描いています。

同じ南極基地でも「遊星からの物体X」よりマシだわな……。これはこれでめっちゃ面白い映画ですが。

出てくる食事は日本の家庭でよく食べられているものだったりするのですが、どんな料理がわかるからこそ、味が脳内で再現できる。

私もオーストラリアにいた頃は、なんでもない日本のカップラーメンがすごく美味しく感じた。日本料理屋なんてたくさんあるのに。

食べるシーンだけじゃなく、子供達と交流するところや、イベントを大切にしてみんなではしゃぐところ、交換手の女性はまってお金を使いすぎるところ、もっとも大事な水をたくさん使ったやつを犯人探しするところ。

食べる以外の人間模様も面白くて、いい。

ただ、私は絶対こんな環境で生きていけない! と思う女性がたくさんいるだろうなぁと思う(笑)

3.きのう何食べた?

よしながふみ原作のコミックをドラマ化した、同棲ゲイカップルの食事風景が多い作品。プライベートは女好きそうに見える内野聖陽が、演技力で本当のゲイに見えてくる不思議。いや、乙女に見えてきます。

内野と西島秀俊のエロ絡みなんて絶対見たくないわ……と思うかた、安心してください。そんなシーンないですよ! わたすも最後まで安心してみれました。

やきもち妬いたりイチャイチャするシーンもあるけど、全体的に控えめで、料理シーンが多く、美味しそうです。ほのぼのして癒されるドラマなので、女性好みだと思います。

4.パンとスープとネコ日和

母親と二人暮らしだった出版社で働くキャリア女性(小林聡美)が、母の死をきっかけに仕事を辞めて、母がやっていた食堂でパンとスープだけのシンプルなメニューだけの店を始める。

近所の花屋さん、隣の喫茶店、駄菓子屋と、母の時代からあった人付き合いに、特にもたいまさこがまたいい味出してる 笑。

サンドイッチを切る音、揚げ物の音、スープを煮込む音が物語のBGMになって、また食器や道具などの小物使いも女性が見ていて楽しめるポイントだと思います。

猫好き、ナチュラルインテリア好き、パン好き、スープ好き、小さな店を出したい人。みんな観たらいいんじゃないですかね。

5.深夜食堂シリーズ

おじさんが出ているという共通点から、雰囲気は「孤独のグルメ」と似ていますが、五郎は食べるだけ専門の下戸だけど、「深夜食堂」は、小林薫演じる中年の料理人。深夜開店する食堂に集まるのは、クセのある人たち。

料理も美味しそうだけど、人間模様が面白くて、ちょっと寂しげな雰囲気もあって、昭和感あって、渋くて好きです。こういう夜に定食が食べられるお店って貴重だし、通いたくなるな。

TBSオンデマンド、映画と何シリーズもありますが、全て視聴しましたが、全てのストーリーを思い出せません。(笑)。

何がいいの? と聞かれたら、「味わい」と応えるしかない。

ゲイバーを営む綾田俊樹さんが何気に好きです。寝る前の睡眠導入剤的に見るのがいいんですよね。

6.武士の献立

江戸時代の加賀藩に仕えた武士をユニークな切り口で描いた時代劇なんですが、魚の切り方や出汁のとり方など、料理好きや興味のあるひとはより楽しめると思う。

料理が上手だけれど、気が強くて離縁された上戸彩がお願いされて年下夫に嫁ぐのですが、この夫が大名家の料理番の職にあるため、嫁に教わりながら包丁侍として極めていく。石川県であった本当の話を映画化にしたというのもいい話。

日本人の、食材を無駄にせず、美味しいものを食べてもらう。という探究心は世界一だと思うし、DNAレベルで刻まれていると思う。

どう考えても美味しいものの平均値が高すぎるでしょ。

あげまん上戸彩の男を育てて出世させる技。

はい、見習いたいと思います。

7.幸せのレシピ

ちょっと古いですが、キャサリンゼタジョーンズ演じる完璧主義の料理人とチャラ男腕利きシェフが、衝突しながらも恋に落ちるベタな展開の映画です。

「マーサの幸せレシピ」のハリウッドリメイク版だそうですが、キャサリンの自然体の演技と美しさにより、料理が美味しそうに見える不思議。

妹の死で姪を引き取り、学校に行かせてあげて、ご飯も作ってくれるんですが、姪が食べてくれない。

私が代わりに食べたい。

パスタたべて、ワインが飲みたくなる映画です。用意しながら観ましょう。

8.大統領の料理人

田舎で料理店を営む女性が大統領の料理人としてスカウトされる。調理シーンが多いのも料理好きが好きそう。連れてこられた先がまさかの大統領のプライベートシェフとしての勤務。エリゼ宮殿という大統領官邸なのですが、男の料理人が意地悪だったり。なんで、飲食店って陰湿なひとが多いんだろうね。

みててむかつきますが、主人公のどこに行っても、食材を美味しく調理するプロ魂は最高。

飲食業について考えさせられる

美味しそうな映画をみたら、癒されるし、まったりできるからみている分にはいんだけど、もし自分が飲食店をやるなら……と考えると。

飲食で働きたい時って、誰かに雇われると本当厄介よねーと思う。大体、腕は良くても同僚とかオーナーと衝突したり、同僚に意地悪されたり。男に嫉妬されたり。料理も作れない人にブログやら掲示板で酷評されるわけでしょ。

自分一人で商いして、一人分の食い扶持が稼げて、気ままに楽しみながらやっていく方が幸せだと思うわ。