ネトフリオリジナルドラマ「令嬢アンナの真実」をみてマルチ商法の成れの果てみたいだなと思った(ネタバレ含む)

次々に面白いコンテンツが出てくるNetflix(ネットフリックス)。ネトフリは、月額990円から利用できるコスパ抜群の動画配信サービスです。

私は、ネトフリの他にもアマゾンプライムビデオを契約している「映画バカ」。

「ウェントワース女子刑務所」が配信されるとhuluを契約し、日本代表の国際試合が見たい時はDAZN、最新の映画ならAppleTVと数社契約する時もあります。

私は毎日2〜3本のコンテンツを視聴していますが、特にネットフリックスは海外ドラマが充実していて飽きずに楽しめますよね。次々に面白いコンテンツが追加されるし、ネトフリオリジナルのドラマや映画も面白いです。

ネトフリが日本に上陸してからずっと使い続けていますが、全然飽きずに楽しめています。そんな映画バカな私が

面白すぎて一気見した「オザークへようこそ」と「令嬢アンナの真実」

今注目のネトフリ女優「ジュリア・ガーナー」

ネトフリの中でも特に最近面白くて一気見したのが、「オザークへようこそ」と「令嬢アンナの真実」。人を巧みに騙す作品が特に大好きで、この2作品は特に女優の「ジュリア・ガーナー」の演技が最高でした。

ヒステリックに泣き喚いたり、ほろほろ涙を流して同情をひいたり、キュートな笑顔だったり。メンヘラ激情っぷりにみているこっちも感情を動かされるシーンが多々。

「オザークへようこそ」では、エミー賞助演女優賞を受賞しました。まだまだ26歳くらいなのでこれからの作品が楽しみです。

ファッショナブルな装いと巧みな話術でNYの金持ちを騙す「令嬢アンナの真実」

ジュリア・ガーナーが演じるアンナは、ドイツの富豪の娘という設定でNYの金持ちを騙す女詐欺師。ディオール、フェンディ、グッチ、エルメスのバーキンなど、ハイブランドで身なりを装い、スタイルも抜群で、「父がリッチだからなんでも買えるのよ」と豪語する。

高級ホテルに滞在して、買い物三昧。シャンパンやワインを飲み、三ツ星レストランでディナーして、ファーストクラスで海外旅行をする。

確かにそんな生活をSNSで見せられたら、金持ちだなと思いますよね。

全身ブランドの服を着ていてメイクはバッチリ、アートやビジネスに造詣が深いとなると、実績がなくても人は簡単に騙されるんだなぁと感心してしまいます。

やり口がマルチ商法と一緒

ニュースキンやアムウェイなどのマルチ商法と一緒で、ネットワークビジネスをしている人たちもヴィトンやグッチなどのわかりやすいハイブランドを持って、高級レストランで食事をしてSNSで発信して、儲かっている風を装います。

私もニュースキンにハマっていた黒歴史があり、アンナをみた時は

「完全にマルチ商法のやり口と一緒やん……」と思いました。

私も実際にあった経験をもとにこういう記事を書いています。

マルチ商法をしている人もタワマン暮らしを自慢して、高級フレンチで食事をし、海外旅行を自慢する。インスタグラムの概要欄には、

事業家、起業家、ビューティーコンサルタント、代理店業、美肌カウンセラー、女性の起業をお手伝い……etc。胡散臭い経歴が並びます。

“金持ち風”に装っていれば、いつか本当に金持ちになれる?

ニュースキン活動をしていた時は、よくアップラインに「儲かっているようにみせないと」、「この仕事でちゃんと稼げんるんだ」ってことをみせないと。

そのためには、車はベンツをかい、ブランドものを身につけろ。

と、言われていました。

安いスーツなのにバッグはルイヴィトン、ダサいとんがり靴、一昔前のベッカムカットというクソダサいスタイル。もちろん、タワマンには住めないので、アップラインが借りた(もしくは住んでいる狭小マンション)のラウンジでリア充しているところをインスタにアップ。

そうやって使えるものは使って、“金持ち感”を装います。

アムウェイやニュースキンなどマルチ商法に勤しむ人は、どうぞネットフリックスの「令嬢アンナの真実」を見て、アンナの振る舞いを勉強してください。ハリボテじゃなくて、自分をも騙すほどに「私は金持ちだ」と、演じ切ること。

アンナのファッションは華やかで存在があります。

裁判のシーンで「こんなダサい服を着るくらいなら囚人服でいい」と弁護士を困らせる場面があります。金がなくても服には相当のこだわりがあります。

バッグだけ高級なんてスタイリングはしません。メイクもヘアスタイルも完璧です。

アンナを見習って、立居振る舞いも、口調も、ファッションも抜かりなくお願いします。

アンナが凄いのは銀行をも騙せたこと

マルチ商法をやる人は、せいぜい田舎の同級生や、上京している人、若者がターゲットでしょうが、アンナは違います。

アンナはロシア人でドイツに移民し、親とも半分絶縁状態でアメリカに渡り、ほぼ高卒(中卒)のようなのにロシア語、ドイツ語、英語を巧みに話し、全身抜かりないファッションに身を包み、銀行マンやファッション、アートの分野のインフルエンサーや実業家を騙しました。

彼らのコネを使って人脈を広げ、交流し、ヨーロッパの令嬢のように完璧に振る舞っていました。

ドラマのもとになった実在の人物がいる!

これはドラマのもとになった実在の人物、アンナ・ソローキンのインスタグラム。

https://www.instagram.com/theannadelvey/

有罪判決を受けて刑務所に服役した後、出所しています。アンナの罪は銀行から借りた金とホテルの宿泊代の未払いによるものですが、ネットフリックスからの権利料を受け取り、それで返済したことで予定より早く出所しています。

出所した後もホテルに泊まったり、ファッション関連のビジネスをしているとのことで、やっぱりこの人は転んでもただでは起きない。笑。

嘘も100回言えば真実になる

と、ナチスのヨーゼフ・ゲッベルスの言葉があります。政治的なプロパガンダで引用されることが多いですが、アンナも「私はドイツの富豪の娘だ」と強迫観念で想い続け、行動した結果ではないでしょうか。もはや執念にも感じる。

この強い気持ちはビジネスで当てたい人にもいいかもしれない。

私は常々、満員電車で通勤することなく、好きなじかんに起きて仕事をしたり、休みを自分で好きに取れる、男に養って貰うのではなく自立する生き方をしたいと思っています。

何年も想い続けて、行動することで実現しました。

似非でもアンナほどの富豪感はないですが、高級ホテルでお茶するときや、ブランド店で良い接客を受けたい時は、金持ち感を演出します。

そのように振る舞って擬似金持ちプレイを楽しんでいます。

飛行機のプレミアムクラスのチケットを取ったり、新幹線のグリーン車に乗ったりと成功者のように生きています。

アンナも金持ちのように振る舞うことで行く先々でいいサービスを受けて、承認欲求が満たされやめられなくなっていったのではないでしょうか。

マルチ商法も行き過ぎると自己破産か逮捕

アンナは金を払いきれなくて逮捕されましたが、アムウェイやニュースキンなどもやりすぎると逮捕されます。実際に京都で違法勧誘で捕まった男女がいましたし、自分のクレジットカードを限度額分使っていまい、払いきれなくて自己破産も多いそう。

どちらも行き過ぎた見栄で、自分さえ良ければいい。という結果の成れの果てではないでしょうか。

自分の収入の範囲内で楽しむ金持ちごっこならいいですが、現実を忘れて他者に損害を与えていたら意味がありません。借金するとリカバリーが大変です。

……と、あの頃の私に言ってあげたい。

作中で知りたかったこと

ドラマではすでにNYのリッチな人々との交流から始まったので

  • アンナは学生の頃にどうやって服を買ったのか
  • 初めて着たブランド物はどうやって手に入れたのか?
  • ホテルマンに高額にチップを配りまくったけどその現金はどこから?

など、“始めの一歩”が知りたかったなーと思います。ホテル側はよく泊める際にカードの有効を確認しないの? などツッコミどころは満載ですが、

ドラマ自体はテンポがよく、アンナの華やかなファッションは見ていて楽しいですし、オチはどうなるの? と展開が面白かったです。実際にいる人物から着想を得て作られているので、完全なフィクションじゃないところも興味深いポイントです。