2年ぶり2度目の大腸内視鏡検査が終了。痛みや下剤、食事内容などの心得を紹介

毎年の健康診断で便潜血が引っかかるアラサー女子です。考えられるのは、子宮内膜症のためディナゲストというホルモン薬を飲んでいるのですが、副作用に不正出血があるんですよね。私の場合は、それが1ヶ月続くこともあって、年で数えると数ヶ月はある気がします。

それが便に混じったり、少々うんティが硬くなったりすると血が出ちゃうじゃないですか。←切れ痔ではない。

多分それが原因なんだけど、会社の人事が

はよ、再検査してこいやー

としつこいので、再診に行っては上記の言い訳も虚しく、素直に大腸内視鏡検査の予約をして帰ってくる年に一度のイベント。

「大腸内視鏡」検査前日

注意事項としては、検査前日の21時には夕食を終わらせて22時には下剤を飲みます。が、私の場合は夕飯は19時にりんごを1玉食べるだけで後は水だけで過ごします。

そうすると検査当日に何度も便カスを確認されなくて済むのがいいところ。下剤でも出ないひどい人は浣腸するそう……(絶対やだ)

大腸に内視鏡を入れる時は、便や食べカスが残っていると検査ができないので、全て出し切らないといけません。

でも前日に夕飯を我慢すればその分食べカスが腸内に残らないので、気分的にも看護師さん達を待たせなくていいし、検査が早く済むし、すぐ家に帰れるから。←医師が外来患者で忙しい時は待たされるけど……。

大腸内視鏡検査当日

9時にクリニックに到着すると、血圧や体温を測っていよいよ下剤を飲みます。2Lのアクエリアスを不味くしたような味わいで、水分狂の私でも飲むのに少しストレスを感じます。

1Lまでは結構余裕で飲めるんですが、あと少し〜ってところでもう

ええやろ〜(涙目)

となります。

これが冬だったら相当辛いですよ。検査は夏がおすすめです。クリニックまで30分くらい歩いて喉乾いた〜〜って状態でいくのがおすすめです。

トイレとお友達。便を出しまくります

下剤はただ胃腸を流れるだけなので、そこまで体に負担はかからないのですが、お尻をふきすぎて切れそうです。くれぐれも優しくそっと押さえるように拭いてくださいね。

検査当日に持っていったほうがいいもの

スマホのバッテリーがすぐに切れそうな人は充電器。後は、動画をダウンロードして持っていくのもおすすめです。読書するための本を持っていったのですが、下剤を飲みながらだと私の場合は本に集中できませんでした。

その点、動画なら気が紛れるし、両手が使えるのでおすすめです。

後は、のど飴です。私は下剤の味がつまんなくて龍角散のど飴を傍において

ぺろぺろ舐めてました。

下剤→飴ぺろぺろ→トイレ

のループになります。もうトイレで飲みたいくらい。

検査は冬以外がおすすめ

急ぎの検査でもない限り、検査は夏とか暑い日がおすすめです。暑いと水分がとりやすいです。20度を越えて30分歩いてクリニックについて下剤を飲んだんですが、半分を飲んだあたりから寒すぎて震えました。

ブランケットの用意があったのですが、誰が使ったかわからないもの使いたくないですよね……。薄長袖のカットソーを着て行ってよかったです。

麻酔って気持ちいいね

お尻からカメラを入れるって不快ですが、麻酔をすると

「ふわ〜〜」っとなる浮遊感がすごい。腸内に異物があるという不快感はあるのですが、頭がふわ〜〜〜っとしていて、どうでもよくなります。体が脱力するというか。

死ぬ時もこんな感じで逝けたらいいな〜〜なんて思います。寝る人もいるみたいですが、私は全然寝れませんでした。

ピンクの大腸が綺麗すぎた

ポリープや何かがあればその場で切除したりするそうですが、異常はありませんでした。終了後の医師との面談で大腸の写真も見せてくれます。

「血管も綺麗でポリープも何もないですよ〜〜」

「30代なのにちゃんと検査受けて偉い」

なんて言われるとやってよかったな〜

って思う単純な私です。

日本人の死因でも多いと言われる大腸がん、病気はじわじわと進行していくので年に一度の検査が重要です。

とは言われるけど、2リットルの下剤はきつい。

医学の進歩で2リットルのまなくてもいいようにお願いしたいですね。あとバリウムも嫌いです……。