アラサー独身のナツコロです。田舎に帰省したら、同級生たちで集まってランチをするのが楽しみです。もうみんないい大人なので、家庭をもち、子供を2〜3人育て、幸せそうに元気でやっているのをみると私も幸せです。私だけ独身で自由に使えるお金があるのもあってか、「なんかいい暮らししてそう」と思われます。
違うよ。隣の芝生が青く見えるだけだよ。
私は、現在は無職ですが、前職はIT・web系の会社でアルバイトで働いていました。
それを言うと、
「え? 社会保険は出る? ボーナスは? 月給30万超える?」と質問攻め 笑。
田舎の人の常識は、非正規で働く人は、社会保険もなし、ボーナスもなし、有給もなしだと思われているようです。
田舎は月給30万もあれば高給の部類ですから、びっくりされます。
ブラック正社員より超ホワイト大手企業で派遣社員
どうせ高卒、いくら履歴書を送っても正社員の仕事を得られませんでした。やっとIT系ベンチャーで正社員に採用されたと思ったら、VC(ベンチャーキャピタル)から資金調達ができず、いつでも切れる業務委託のままだったり。社長が性犯罪で起訴されるなど、実績のない職歴ばかりが積み上がります。
3ヶ月や半年で職を転々とすると、日本だと
「この人、飽きっぽくて仕事できないんじゃないか。何か問題がありそう……」
なんて、悪印象を持たれるのが常です。
ポジティブに言えば、仕事が途切れたことがないんだけどな……。無職期間がないのよ。普通か?w
ならば、大手企業に派遣社員で入社したらと。
この戦略でいくことにしました。
高卒アラサーでも、大手企業を2〜3年のスパンで渡り歩いても、
「期間満了でした」と言えば、派遣社員だとなぜか悪印象にはならないのです。
面接時に、あえて誰もが知ってる会社なので、そこをアピールすると「一発採用」です。
儲かっているホワイト企業はこの世の春である
都心の大手企業への派遣なら、時給は最低でも1700円以上だし、有給はあるし、人事が稼働時間に目を光らせているのでサビ残なし、嫌なやつもいないし、月1のチームビルディングと称した飲み代は一人5000円まで奢り。その他、健康診断、社会保険完備、交通費支給、時給も小額ですがアップ。
こういう環境の中で働いていると、摘発された有名スイーツ店のブラック体質が信じられません。
問題の企業は「嫌ならやめれば? いくらでも代わりいる」というスタンスだったとか。
世の中にこんなに仕事がある中で、ブラックな条件で働く人がいるからこそブラック企業は淘汰されません。オーナーに対して注意勧告はされるけど、刑事罰があるわけじゃないし、お客は安くて美味しいから来てくれる。
ブラック労働の上に、美味しくて安いスイーツがゲットできるんだもんね。
高卒の元コンビニ勤務フリーターがいうよ。
正社員という肩書きであれば、年収300万円以下のサビ残ありの条件で働き続けられますか?
気に入ってもらえば、直雇用もあり得る
頑張って結果を出せば、派遣から直雇用に切り替えもできる会社も見てきました。私はアルバイト採用で時給1930円です。残業代を入れて月給45万円の時も。
在宅OK、在宅勤務手当、社割、オフィスにきて仕事をしてもOK(交通費支給)など。この世の春でした。
ホワイト企業で働けることは、精神衛生上すごくいいです。
必要とされる人材になることが重要
ホワイト企業にいると、大して仕事もしてない奴が出世していたり、口がうまいか、声がでかい奴が幅利かせてたりします。大手企業に入れる人は学歴も社歴もいいのですが、なぜか入社した途端使えない人もいます。
心ではそう思っていても、しょせん、高卒女のイキがり。
だったら、結果で見返してやればいいのです。
文句言わず、言い訳せず、残業せず。華麗に仕事を終える。なんなら結果も出す。「あの人がいたら、なんかいい感じ」と言われるような、周りにポジティブな影響を与えられる人になる。
スキルを磨くことが大切です。
高卒でも、頭を使って仕事をすること。人のためになること、この人に(仕事)に私が与えられるベネフィットは何か? を考えること。
高卒から正社員を目指すなら、IT・webがおすすめ
あなたが高卒なら、もしくは職歴がかわり映えしない人で、もやもやしているなら、IT・web系の職種を目指してみませんか。
IT系ってPCをカタカタしてる、難しそうなエンジニアをイメージする人も多いですが、IT系の中でも色々な職種があります。営業、ディレクター、プロデューサー、編集、ライター、デザイナー、コーダー、アシスタント、動画編集、コンテンツ企画……etc。
アプリやweb、EC(イーコマース)、ゲームなど、ジャンルも色々。
未経験でもOKの会社も多いので、働きながらスキルアップするのがおすすめです。仕事以外でもインスタやyoutubeなど、コンテンツの仕組みを理解したり、使ってみたりして自分なりの知見を蓄えておくことも大切ですよ。