20代の頃は朝まで飲んでも元気だった。そのまま仕事へいけた、徹夜で仕事も平気だった。3時間しか寝てないんだよね~と笑っていえた。30代になった今、もう朝まで酒を飲むことは寿命と肌の老化を縮めることに等しい。階段をのぼれば息があがり、信号が点滅して小走りで渡ろうものなら足がつりそうで走れない。体力の衰えを感じはじめるお年頃だけど、30代って楽しい。そんな私の20代の頃と変わったなぁと思ったところを記してみようと思う。
放屁がひどい、そして臭いもやばい
こんな下品なこと30代乙女が言いたくないけど。もういつでもオナラが出せるようになった。まめてつがオナラカードばかり使うかのごとく出せるようになった。外を歩きながら、家では実がでるんじゃないぐらい放屁してる。あと臭いもやばい。腸が腐敗してるんじゃないかってぐらいやばい。
色気より食い気(体重の増加)何しても痩せない
20代の頃は酒に憑りつかれていた。酒なんてやめようと思えばすぐやめられる。意外と簡単だ。酒がやめられれない人は別の原因があると思う。酒をやめて健康に気を使っている分、おいしくて健康的な食事をとりたいと思うようになった。少しの量でもいいから上質なものを。しかし、代謝が落ちてまったく痩せないのよねぇ。ちょっと前までは1食抜いただけで体重減ったんだけどなぁ。
物量より品質のいいもの
20代の頃は流行ってるものなら何でも欲しかった。トレンドに敏感で安くてもいいから毎日違う服を着たかった。しかし、30代に突入するとかわいくてもチープなものを着ていると居心地が悪くなってくる。どこか一点チープもありだが、全身だと痛い。若い子のようにはいかないのである。
そして、しまむらやH&Mで満足できなくなる。1週間もすれば飽きる。「毎日同じでもいいから質のいい、自分がときめく服を着る!」と決めたら10万円もする靴でも頑張って買う。身に着けた感じのテンションのあがりようったらない。どこかデザイナーズブランドを身に着けて道を歩いていると、誇らしいのだ。案外他人はよく見ていて、「これ高かったでしょう。かわいい」といわれるだけで心の中でほくそ笑む。なんだかワンランク上の人間になったみたいだ。そんなプレイを最近は楽しんでる。
物事を引いて、多角的にみられるようになった
もうこれはただ諦めに近いのかも。説明がめんどくさいので省略する。
経験や空間にお金を払うことができる
20代の頃は値段だけみては「高!」と思っていた。30になっても思うけれど、例えば飛行機に乗るにしても変な客が多いからLCCは避けようとか、プラス1000円出してクラスJはお得だ!と思えるようになった。20代の頃は、飛行機なんて寝て過ごすだけだし。なんて言い訳して、いい空間にお金を払うということよりもその分を服買いたい、食費にあてたいと思っていたんですよね。やはり、30になった今、ストレスなく気持ちよく過ごすにはどうするか?と考えたら、金でだいたいのことは解決できるということに気づいたのもあるでしょうね。
人工的なものよりお花や神社仏閣が好きになる
花なんてすぐ枯れちゃうものに一輪300円とか高い!と思って生きてきたんですが、一人暮らしなんかしてると彩りがほしくなるんですよね。そこに生きた花があるだけで気持ちよくなれる。お薬入れたり、花瓶を毎日清潔に保てば1週間くらいはもつから1000円の花束を買っても一日200円で穏やかに過ごせるなら安いもんではないでしょうか。家中にお花がある家はやはりいい空気が漂ってると思う。あと神社仏閣をあがめ始めるにもこの時期ですよね。お参りすると少しだけ晴れやかな気分になるのは私だけ?いまのところ御朱印集めをするまでには至ってないけども。
フレンチはもたれる、和食の美味しさに何度も感動する
フレンチといえばフォアグラが出てくると思っているステレオタイプな私ですが、何度もフレンチで胃がもたれている。昔、調子に乗りすぎて昼は焼肉食べて、夜にフレンチのコースを食べたら吐きそうになった。笑。
ぐっと高級なとこへ行けばそうでもないよ!とかいう通が現れそうだけど、私はやはりフレンチは重いみたい。和食懐石のような品数多くて、自然素材で、メインに美味しい魚か肉を焼いただけというのがアラサー以降の女子の好物なんじゃないかな。そして、回らない寿司屋にも自腹でデビューしてみたい。気取ってなくて、客と大将がべったりなんてとこ以外でいいとこないかなぁ。
親友としか会わない、どうでもいい飲み会を速攻で断れる
飲みにいこーと言われれば月に何度も飲みに行ってたけど、酒をやめてからはどうでもいい飲み会を断れるようになった。例えば、会社の子が今度飲みに行こうよ~と口だけは出すが、行動に移さない人とかいるじゃない?そういう人って、自分で音頭はとりたくない、店は私まかせになることが多々あるので、いいねと相槌は打つが行く気はゼロです。もうみんなから好かれたいという気持ちがなくなると、すごく生きやすいですね。もちろんあえて嫌われたくはないですが。
会社で定期的にある飲み会も絶対に行きません。大人数での飲み会はだいたい、箱が大きいところを選ぶから酒がまずいんですよね。おつまみも冷凍食品や揚げ物ばかりだし。家で映画みてるほうが何倍も有意義です。でも、この人はおもしろいなーと思ったら全然飲みに行きます。好きな人とだけ飲みにいく。それだけで人生は何倍も楽しい。
さいごに
以上、30代になって自分の心の声に向き合うことで私は生きやすくなりました。そして、超たのしい。もっと歳を重ねると今度は健康の悩みが増してきそう。。。