ドラマ・映画を年間3000本は観る暇人アラサー女子のナツコロです。アマゾンプライム、Netflix、アップル映画、VOD大好き。
1.サイコ妻の大勝利。凡人には思いつかないシナリオに平伏「ゴーンガール」
アマゾンプライム映画の評価でも1000以上の星が付いている「ゴーンガール」。5回目の結婚記念日に姿を消したエイミー。大量の血痕から旦那が殺害したのでは? と疑いを持たれ、失踪した理由が旦那の浮気なのもよくある展開。
そして、エイミーの日記やら行動がミステリアスで、ここまではよくある展開なのですが……。最後はエイミーの復讐にコワァああああ! と鳥肌もの。私は1度見ただけでは理解できず、2度目にして「おもしろ!」と思ったので、何度も見て理解を深めるのもいいかも。
2.胸糞オブザ・イヤーをあげる。「オールド・ボーイ」
韓国の映画って本当に面白い。どこか既視感のあるパクリ映画もあるけど、演者の演技力もあるので、ついついこれはこれでいいのでは。と思って楽しく見ています。
胸糞映画オブ・ザ・イヤーと言うものがあるのなら、この「オールドボーイ」は絶対に3位入賞を果たすことでしょう。セブンとか、ダンサーインザダークに匹敵する胸糞さ。
私の大好きなタランティーノも大絶賛の映画ということなので、胸糞な気分に浸りたかったらおすすめですよ。
3.胸糞映画オブ・ザイヤーは続きます「セブン」
胸糞である上に絶望しかないのが「セブン」です。なのに何度も見てしまう名作。モーガンフリーマン、ブラッドピット、ケヴィンスペイシーら豪華俳優たちの若かりしころの作品です。96年公開の昔のサスペンス映画ですが、10年後にみても楽しめると思う。
ローマ教会で公認されている、七つの罪をモチーフに犯罪が展開されていき、サスペンス要素も満載。インテリチックなケビンスペイシーがどハマりしています。
もし自分がブラットピットだったら、と思ってみて欲しい。
4.人間がパニックになった時どういう行動をとるかよくわかる「ミスト」
やばいすでに個人的胸糞映画が出揃っているのですが。もしコロナが死亡率が高い伝染病だったら……。人間はこの「ミスト」の世界と同じ行動をすると思います。
パニックになって思考停止する人。集団自殺する人。自分さえよければ他人はどうなってもいい人。いろんなタイプがいるので、この「ミスト」をみて予習しておきましょう。
いつか来るパンデミックに役に立つかはわからないけど、あぁ、「こういう人間ってこういうものだよね……」と客観的にみられる自分でいられるといいと思います。(願望)
5.「女神の見えざる手」
イライラしない脚本の面白い映画が好きな人にはハマると思うのが「女神の見えざる手」。タイトルと書影で面白そうには見えないんだけど、政治・ビジネス系の裁判モノが好きな人もハマるはず。バリキャリ女の末路はどうなるか……。最後の展開まで面白いです。
6.ベストセラー小説を映画化「告白」
子供は無垢で可愛いとか嘘ですよね。邪悪な子供もいます。子供をじぶんの職場で死なせてしまった松たか子演じる女教師のスカッとする復讐。
松たか子の低い落ち着いた語りかけ口調が心地よくて、集中できます。思春期特有の狭い視野、同調圧力、承認欲求、万能感が描かれていて、学生モノなのに大人向けで楽しめる作品なのもいい。
7.思わず「ヒェ」って声が出る「ザ・ギフト」
オーストラリア出身のジョエル・エドガートン。「レッドスパロー」や「スターウォーズ」などたくさんの作品に出ている俳優さんなのですが、この「ザ・ギフト」に出ている時の気落ち悪さったらないよ! あるシーンで「ヒェ」って声が出たもの。
学生時代に陰キャだった人、陽キャだった人、いじめっ子、いじめられっ子。若いころに人を見下してきた人が、低収入で生きてたり、あの頃ダサかったあいつが、大手企業で高収入を得てたり。
大人になると立場や地位が逆転していることって現実世界でも多々ありますが、「復讐」されないように謙虚に生きていかないとあきませんよ……。と思わされた。
誰かと鑑賞して、あれはどういう意味なの? と答え合わせしていくのが面白いかも。
8.「ゲットアウト」
これ半分ホラーやん。って思うんですが、ホラー寄りのサスペンスですね。「インシディアス」や「パラノーマルアクティビティー」製作の監督作品なのでみました。グロ描写はあまりないのですが、不気味だし、音とか演出の不調和音が不快で、シャイニングのよう。
白人家族の異常な狂気と、展開と演出がハラハラできてサスペンスでした。
9.典型的なアメリカ映画。実話です「リチャード・ジュエル」
主人公のアメリカ人男性が典型的な低収入の白人男性を描いています。こういう男性ってファストフードを好んで食べ、肥満により股擦れを起こし、典型的な非モテの白人男性を描いています。(偏見)
ハリウッドでは、コンピュータや漫画オタクはアジア人で描かれているので差別でもなんでもないですが。
アトランタ五輪の実話を描いている作品なのですが、これが黒人だったらどうなっていたんでしょうかね。また違う意味で炎上していたのだろうな。
非モテ、小太り、マザコン、警備員、口下手など。いじめの対象となってしまう要素満載だけど、最後は正義が勝つ! というスカッとできる映画です。俳優さんも演技力があって、つい応援したくなる。
10.クリストファーノーラン監督の名作「インセプション」
アマゾンプライムでも5000以上の評価がついている「インセプション」。クリストファーノーランの作品は、一度見ただけじゃわかりません。私はもう3度見ていますが、いまだにわかりません。誰か解説してください。
でも、なぜか理解したくて何度も見てしまいます。
ノーラン監督の「インターステラ」や「バッドマン」も大好きでよく見ますが、「テネット」は難しい。いずれもタイムトリップ系にこだわる監督なので、理解できるまで私が賢くなりたいと思います。
アマゾンプライムで見放題!
今回ご紹介した映画は、月額500円または年間4900円全てアマゾンプライムで見放題です。いい時代になりましたよねぇ。作品ごとにレンタルビデオ屋に行かなくていいんだもの。
年間3000本はみる暇人がおすすめする、サスペンス映画。ステイホーム中の暇つぶしにいかがでしょうか。