30歳を過ぎてオーストラリアにワーホリしたんですが、2か月ほどで早々に飽きて帰国。もっと若いときに行っておけば良かったのかも…と後悔。
高校在学中から卒業したらすぐにでもワーホリしたいけど、お金がない、地方の田舎もんで東京にすら出たことないのに不安…と勝手にできない理由ばかり並べては怖がっていました。
でも、突き詰めて考えるとお金がないから不安だった…との一言に尽きます。
当時は、最低賃金の650円で働いていたんですが、9万円稼ぐのに130時間は働いていました。
東京じゃ130時間×1000円の時給で13万もらえますからね。同じ時間を捧げて4万の差はでかいです。高校生にしては9万稼いでたら十分じゃん、家賃もかからないし。って思うじゃないですか。
でもカツカツでした。
学校が終わってから18時~22時、土日も8時間と働きづめ。カフェで彼氏とお茶したり、ランチしたり、携帯代も自分のものは払ってたから、とにかくお金が必要でした。
衣食住の“住”は何とか親の家に住まわせてもらっているけれど、その他の衣食は自分でどうにかするしかなかったのです。
バイトしてない彼氏にカフェ代おごってもらったり。←彼氏は親からのおこづかい。5~6万は授業料という名目で母親に渡していたから、その残りの4万ほどで、日々の食費や、携帯代、書籍代などを払います。
お弁当を自分で作ってもっていくこともあったけど、育ち盛りのお年頃。お菓子に菓子パン、ジュース代であっという間になくなります。常にお腹すいてたw
夜ご飯は、社員食堂勤めの母のご飯を食べていたけれど、そのご飯が翌日のランチになったり。一食分は浮くけれど、朝ごはん、飲み物、など一日千円は必要でした。とにかくお腹すくw
そんな高校時代を過ごしたから、常にお金ないなー進学も留学もできないなーって。お金ないなーっていつも思ってました。衣食住に困るほどお金がないわけではないけれど、自分のやりたいことをするお金はないな~という感じ。
「やりたいことないの?」って聞く大人がたまにいますが、
「やりたいことはあるが、金がかかる」=ない になってしまう。
さて、当時はお金がないけれどどうやってワーホリいくのか?に対してですが、
今なら、「期間工」か「リゾートバイト」などの住み込みバイトでしょう。
期間工については、今でも会社辞めていこうかな!と思うぐらい条件がいいですよね。
寮費無料、食費格安もしくは無料、土日休み。年収400万以上など。
エージェントを通し契約社員として入社すると満了金や手当てもいろいろもらえて
あっという間に半年で100万は貯まりそう。
高校を卒業して上京して、兄弟でシェアハウスして、家の近所のコンビニでフルタイムで働き、シフトは会社側の都合。たまに休みの希望をいうぐらい。それでも時給は850円でした。当時の東京都の最低賃金です。
月の収入136000円ですよ。その中から家賃、各種税金、食費、娯楽費が消えていきます。日々の生活でいっぱいいっぱい。貯金なんて全然できませんでした。
賃金が安くてもその先に稼げる未来があるのであれば、我慢する期間も大事だとは思うけれど、コンビニで働き続けても未来はないですよね。だから、同じ時間を売るのであれば高卒でも稼げる職種にいったほうがいい。工場勤務なんてダサいなんて思っていたあの頃の自分を殴りたいですよね。
何を言ってるんだ?とにかく稼げるところへ行け!と。
というわけで、20代のあの頃の自分にいいたいことは
最短で夢(自分のしたいこと)を叶える適切な方法を選択して、目標設定して無駄使いせずにがむしゃらに働け。といいたいですね。
半年我慢して、100万貯めたらオーストラリアへ。若いうちのほうが世界がもっともっとひろがるよ。30歳になっていくと経験値もアップしていて、感動があまりないよ。だから20代のうちにワーホリへ行け!