コロナ禍で在宅ワークになってからというもの1日5時間は動画視聴をしています。映画・ドラマのサブスクサービスは、Hulu、ディズニープラス、ネットフリックス、アマゾンプライム、DAZNを契約しており、1日一回はログインして新着作品もチェックしているぐらいには暇人です。
インプットばかりでアウトプットを忘れていましたので、夏におすすめのホラー映画をご紹介します。
グロ注意のR18作品も含まれているので、血みどろ、虐殺が苦手な人はそもそもホラー映画を見ないとは思いますが、私はグロ耐性強いよ! という人におすすめです。
ホラーというか、「うっ」と気持ち悪くなる衝撃的な作品も含まれています
1.ソウシリーズ 9 作品
これはもうR18作品ですが、グロい、エグい、の一言。この映画好きなんだーっていうと、「こいつ大丈夫か?」と思われること間違いなしの映画です。
脚本もちゃんと練られているのですが、“殺し方ありき”が構想にある作品だと思います。ソウシリーズが好きな人でもやはり1がいいという人が多い印象です。
謎解きのようなサスペンス要素もあって、オチってどうなったっけ? と思う人も再度見返してみるのをお勧めします。
シリーズ3以降もどんどんグロくて殺し方が猟奇的。子どもには絶対に見せられません。むしゃくしゃしている日にピッタリで、自分にはできないからこそ、映画を見て疑似体験をするのに良い作品だと思います。
これを見たら逆に、良い人間になろう……と思えるかも。
2.ハロウィンシリーズ 12作品
1978年から続く作品で、最新作を含めると12作品出ています。アメリカでハロウィンの時期になると出没するマイケルが街の人を殺戮するストーリーです。2021年の最新作まで続いているので、登場人物も3世代に突入。おばあちゃんの代からいるマイケルを孫の代で終わらせたい、と思うものの、そうは簡単にいきません。
マイケルは銃で撃たれても、ナイフで刺されても、金属棒で殴っても倒れないところがホラー。マイケルマイヤーズはハロウィンにのみ出会える化け物です。
殺し方も残虐ですが、ソウのようになぶり殺すわけでなく、パワーで殺す系でR15作品に指定されています。こちらもシリーズが出るたびに視聴してしまう映画。
グロ耐性のある人なら余裕で見ることができます。2018年のハロウィンの続きなので、こちらを見てから2021年のハロウィンを見るとより楽しめます。
3.テリファー
こちらはグロい&キモい&夢に出てきそうな映画です。でも2回目も見てしまい、新作を楽しみにしている自分がいます。私は映画好きを公言しているので、よく
お勧めの映画教えて〜と女子から言われるのですが、
口が裂けてもお勧めできないのが「テリファー」です。
この映画を一言でいうと、“不気味なキチ○イ”です。
よくこんな気持ち悪いものを思いつきましたね! と製作陣に言いたくなるレベルの映画。これはR18作品です。このピエロが人を殺すことに意味はないし、最後まで見たとて学びなんて一つもありませんが 笑。
カメラワークとか、メイクとか、俳優の鬼畜っぷりとか、不気味さと演出が秀逸で、より怖さを増長していて、レトロな映像が好みでした。
こんな格好した人に会うとチビるかも……。スプラッターホラー作品の中で胸糞上位の映画だと思います。
4.悪魔を見た
イケメンのイ・ビョンホンが出てるから見よーっと思う女子は少し後悔するかも……。性犯罪とか男尊女卑とか、死体をアレするとか、胸糞なシーンが多く、R18指定の作品です。
韓国映画は結構グロい映画も多いですが、その中でも胸くそ映画ランキングがあれば上位にくるでしょう。「オールドボーイ」もグロいというより、見ているこっちが闇落ちしそうなストーリーですが、この雰囲気がこちらにも出ています。
オチが秀逸で好きで、私はスカッとしました。これも2回見ました。忘れた頃にまた見ると思います。
5.グリーンインフェルノ
食人系映画の中でホラーといえばこれでしょう。監督が「ホステル1・2」を撮ったイーライロスってだけで見たくなります。
意識たかい白人の学生たちが少数民族のところへ行く途中にセスナが墜落して、食人族に捕らえられて食べられるというストーリー。
ミッドサマー感があって、でもそこまで美しくはない。
恵まれた先進国の学生で、自分たちの好奇心のままに親の金で旅行に行くように出かける学生たちを見ていると、まぁそうなっても仕方ないわな……と思うと同時に、どうにか脱出するために知恵を振り絞るところとか、最後には応援してしまっている自分がいます。
生首とか、血とか生臭さがビシビシ伝わってくるグロさ。これもR18です。
6.ガール・イン・ザ・ベースメント
人を切り刻んだりするのを見ることに耐性はあるのに、監禁系・実の親がキ○ガイというのが一番堪える。これはアメリカで起きた実話をベースにした映画で18プラスの作品です。
過干渉な実父から性的暴行、さらに子供まで孕ませられる胸糞さ。20年以上も自宅の地下に監禁され、実母も弟も知らないのが異常です。
レ○プシーンとか、同じ女性として「ぐええええええ」となります。
ほぼ地下室のシーンで、女性と子供たちが暗いところで生活しているのがもう鬱々としてきます。映画を見ていても胸糞なのに、実話の方が劣悪な環境だったそうで、避妊もしてもらえず子供を8人も産まされ、近親相姦で生まれた子なので、子供たちには障害があったそう。
これと似た映画で女性が監禁されて子供を孕まされる「ルーム」という映画がありますが、これよりひどい。子供が可愛くて賢くて少しは救われる良い映画ですが、この「ガール・イン・ザ・ベースメント」は、不快しかない。
この実父は刑務所に入って囚人たちから存分に痛ぶられていることを願う。
7.ヘレディタリー継承
悪魔・儀式系のホラー。トニ・コレットという女優さんが好きで見ました。この女優さん、「ナイブズアウト」や「リトルミスサンシャイン」に出演していて、幅広い役ができてユニーク。
この映画では不気味なお母さんと化しています。
“家の中に何かがいる”、“声が聞こえる”幽霊系なんですが、ちょっと長い。
この映画の中で印象的だったのは車から顔を出してはいけないということです。
8.ハンニバルレクター博士シリーズ 4作品
ハンニバルレクター博士のシリーズは全4作品出ていますが、1が「羊たちの沈黙」、次に「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」「ハンニバルライジング」と続きます。
「羊たちの沈黙」は、91年のアカデミー賞の5部門を受賞した作品で、アンソニーホプキンスの狂気とジョディフォスター演じる新米捜査官のクラリスとの心理戦も見どころ。
ずっとジョディフォスターとアンソニーホプキンスで続いて欲しかったのですが、あまりのサイコっぷりにジョディフォスターが続投に難色を示したと言われています。
「レッド・ドラゴン」も大好きだし、「ハンニバル・ライジング」のヨーロッパの暗さを描いているのもいい。雨の日とか、寒い曇天の日とかに観たくなる作品です。
レクター博士はむやみやたらに人を殺すのではなく、殺す理由があって殺しているのと、なぜ人を食べるのか? を考えながら観るのも面白くて、何度も見ています。
「ハンニバル」のあのシーンは、昼のテレビのロードショーではカットされていました。あれが一番の見せ場なのに! でも、知らない人が見るとテレビ局にクレームがきそうなほどエグいです 笑。
あの役者さんも現実にお亡くになって私も年を取ったのだなぁと感じます。
9.リベンジ
レイプ男への女の復讐劇です。セレブ彼氏と豪華な別荘でお楽しみのところに男の友達2名が狩りを楽しもうとジョインする。
そのうちの男一人が女にレイプ。そこから、なんやかんやあって口封じのために女を崖から突き落とす。主人公の女が木にぶっ刺さろうが、どれだけ痛めつけられても、出血死しないのは置いておいて、砂漠でサバイバルしながら男3人に次々復讐していくストーリーです。
血の量が半端ないが、主人公よくやったと思える内容でした。
10.ドントハングアップ
映画.comでは評価が2.5と悪いんですが、私は結構好きな作品。調子に乗っている奴が痛めつけられるのがスカッとして気持ちいいんですよね。
イタズラ電話をかけまくるYouTuberが、おっさんにやり返される復讐系ホラー。なぜか若者の家の住所も親も知られていて、始めは「スクリーム」を見ているような気分。若者たちのやっていることもクズなので、まぁ自業自得だよね……と思う日本的な感想しかないです。
11.パージ:アナーキー
「1年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる」という法律が施行され、その日はなんでもやり放題! 日頃から殺したいと思っている奴をやっつけるでもいいし、無差別に殺人を楽しむのでもいい。とにかく「パージ」の日は、アメリカ国内が地獄になる。
誰にも入られないように自宅を頑丈にする人、銃で武装、街へ繰り出し楽しむグループ。リアル鬼ごっこ、ハンガーゲームのような雰囲気ですが、私だったら自宅に籠城するな……。でも、突撃されたらどうしようもない。
と、これまたつまらん想像しかできない。
あなたはどうやって生き残る?
12.ブラックフット
こちらも各映画レビューサイトで低評価なのが悲しいです。ホラーというよりも実話をもとに作られているとあって、リアリティがあります。
私は熊に関する映画や書物を見るのが好きで、これも外せない作品の一つ。
熊に襲われる描写のところは一番えぐい。
ただ、この男に同情はできないなぁ。方向音痴の男や自然を甘くみる人と山に行くのは死ぬと思った方がいいです。
山が好きな人は観るのを注意したほうがよさそう。くまに襲われるとこうなるのか……と思えます。私はこれで絶対キャンプとか嫌だなって思いました。
13.ガール・イン・ザ・ボックス
これは6番目で紹介した「ガール・イン・ザ・ベースメント」とタイトルが似ているのですが、地下に対し、こちらは、ボックスに入れられる女性の話。これも実話です。
若い女の子がヒッチハイクでたまたま出会った夫婦に拉致・監禁・洗脳されるもので、見ている途中でも「早く逃げてー!今でしょ今!」とか見ている方は無責任に思ってはもどかしくなります。
ただ、一度は逃亡を試みるも、捕まってしまって痛いめに合わされるので、また脱走するのが怖くなるんですよね。で、洗脳される。
この犯人たちは刑務所の箱の中で刑期を全うしてほしいです。
14.デッド・オア・リベンジ
旅先で好きな女性を犯されて殺されたおっさんに対する復讐です。男2人・女の3人の旅行で、男女がカップルなのですが、一人は浮気相手。浮気がバレていて、その復讐のためにしたことが鬼畜すぎる。浮気に対しての罰が重すぎでは?と思ったのですが、あのおっさんの登場まで彼は想定できていなかったのでしょうね。
おっさんが彼女に対してやってことが10倍返しくらいになっていてスカッとします。途中、おっさんの嫌がらせが冗長で飛ばしたくなりますが、これもまた必要な要素。
最後のオチまでぜひ見てほしい作品です。
15.グッドネイバー
「ドントブリーズ」や「ドントハングアップ」のようなやばいジジイ系かと思いきや、ラストが。
16.オールド
M・ナイト・シャマラン監督の独特の世界観がこの作品でも表れています。なぜこういうことが起きるのかオチまで見ないとわかりません。ビーチリゾートに招待された家族が海で遊んでいると、不可解なことがいろいろと起こります。
ビーチには、夫婦、ファミリー、一人などいろいろな人たちがいる。このビーチは、異常な速さで時間が進むということを知ってから、違うファミリーの女の子と子供まで作っちゃうのは笑えた。
ミステリーのようなホラーのような不思議な感覚が面白い。
17.IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
ピエロの衣装とメイクが笑いそうになりながらも不気味。アメリカの人はこんなの小さい時に見たらトラウマになるだろ。グーニーズやストレンジャーシングスを好きな人はきっと好きな気がします。
18.ドント・ブリーズ
怖いというかキモい。目が見えない代わりに超人的な聴覚を持つ老人宅に若者2人が盗みに入る。その老人は退役軍人で、バキバキの体をしていて、どんな音でも聞き逃さない。
孤独なおじいさんだと思っていたら大間違い。後半キモすぎて「ウエェ!」となります。私はこの爺さんに1ミリも同情していません。
ただ、「ドント・ブリーズ2」は同情と応援をしてしまった。1も2も面白いです。
19.タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
これは声を上げて笑っちゃうコメディ。もう何回も観ています。ただ若者たちの死に方がエグいのでR15に指定されています。Amazonでは高評価の4.4です。嬉しい!
都会の若者たちがなぜか田舎の大人2人を殺人鬼と勘違いして、パニックに陥って自滅するんですが、田舎にはチェンソーがいるとか、シリアルキラーがいると思い込めば、私でも疑ってあの若者たちみたいになりそうw
笑える要素満載なのに死に方がグロいシーンあり。
20.ゾンビランド
ゾンビ映画好きには絶対に観てほしい作品。映画「グランドイリュージョン」コンビがやっぱりいい味出しています。内容はありきたりですが、コメディなので笑いたい時におすすめ。
明るいゾンビものといえば「ショーン・オブ・ザ・デッド」も面白いですよ。
21.レザーフェイス悪魔のいけにえ
殺人鬼レザーフェイスの少年時代を描く。R18作品です。悪魔のいけにえシリーズは全作品を通して、チェーンソーで人をバッサバサ切ったり、血がブシャーっとなったりするので、スプラッター映画好きは見るといいでしょう。
22.ミッドサマー
綺麗なお花を飾った女性に騙されて途中退席者多し。トラウマになる人多し。作中の音楽や演出が秀逸。綺麗な女子の服装と村と、老人が召されるシーンとのギャップがありすぎて……。
カルト村とか宗教観とか、日本人の私にはあまり理解できないのですが、
「なんか気持ち悪いな」
と思えるぐらいでトラウマになるのとは程遠い。
でも、2度と観たくない、トラウマになったなどとレビューしている人もいるので、2回目を観てみたいと思います。
私がホラー映画を好きな理由
好奇心が満たせるし、ストレス発散になります。現実では、殺人者やサイコパスとは絶対に出会いたくないですが、私の好奇心はエンドレス。
疑似体験をしたり、私だったらこんなのと会ったときどう行動する? と考えるのが楽しいです。
自分にサイコな部分がないからこそ、強烈に面白くて、刺激になるのでしょうね。辛いものを食べた後のスッキリ感というか。
おすすめホラー映画のリストはこちら
- ソウシリーズ(ソウ1〜6、ソウザファイナル、ジグソウ・ソウレガシー、スパイラルソウ:オールリセット)
- ハロウィンシリーズ
- テリファー
- 悪魔を見た
- グリーンインフェルノ
- ガール・イン・ザ・ベースメント
- ヘレディタリー継承
- ハンニバル レクター博士シリーズ 4作品(羊たちの沈黙・ハンニバル・レッドドラゴン・ハンニバルライジング)
- リベンジ
- ドントハングアップ
- パージオブアナーキー
- ブラックフット
- ガールインザボックス
- デットオアリベンジ
- グッドネイバー
- オールド
- IT(イット)
- ドントブリーズ
- タッカーとデイル
- ゾンビランド
- レザーフェイス 悪魔のいけにえ
- ミッドサマー