心理学を学べば人の心を操れる?人に好かれるようになる5つのテクニック

あなたの会社や周りでやたらと人から好かれる人はいないだろうか? 私はこれまでの人生で何人か見てきました。そのような好かれる人を観察しているとある特徴がありました。そんな人たらしのいいところを真似ることで、得をしたり、いい印象を与えることができたりしました。

人から好かれる人になるには、以下のことを素直にナチュラルに実践することです。

私が今まで見てきた人たらしの特徴

  • 常にグループの中心にいる
  • 明るくてポジティブ
  • ヴィジュアルが良くて華がある
  • ノリがいい
  • 人に緊張感を与えない柔らかい雰囲気
  • コミュニケーションおばけ
  • 言葉遣いが優しい、キツくない
  • ときおり天然も入る
  • 素直

こういう人たちが心理学の本を読んで勉強したとは思えず、天性のものだったり、子どもの頃からの性格だったりします。

では、大人になってからだと人から好かれるのはもう遅いのか……と絶望するのは間違いです。

私は以前、マルチ商法の組織に入っていたのですが、いわゆる成功している人というのはみんな人たらしでした。陽のオーラをまとっていて、明るくてポジティブで聞き上手で、気遣いのできる人が多かったです。

そんな中で気遣いのできない人間は、リーダーにダメだしをされたり怒られたりして、良い人間になろうと努力することが良しとされていました。

実践するだけで人から好かれるテクニック

1.会釈する、笑顔(に見える)挨拶

服を買いにお店に入ったり、レストランに入店するとき、ネイルサロンに行くとき、美容院に行くとき。こちらが客なのだから、別に会釈をする必要はないという気持ちもあるかと思います。

でも、入店するときに少し口角を上げて笑顔に見せたりするだけで、全然印象が違います。知らない人に笑顔を見せるのはかなり勇気がいりますが、これができるだけで相手の態度が全く違います。

私の場合は、入店と同時に笑顔がハードルが高いので、声を出すときはワントーン高めに明るく、少し会釈をすることを意識していました。意識と言っても、身構える必要はなく自然とそうなっています。

というのも、これは心理学の本を読んで勉強したわけじゃなく、自分の中でそうすることで、店員さんからいい待遇を受けられた成功体験に味をしめているのだと思います。

いい待遇とは、まだ店に並んでいない服を奥から出してもらって新品を購入できたり、飛行機内でのいサービスを受けられたり、店員さんに間違われて他のお客さんに服装を褒められたり(笑)。うなぎやさんでサービスしてもらったり。

もう色々あります。

知らない人とはなす時って、どうしても警戒心があって緊張して、しかめっつらになります。

しかめっ面な人と話す時って、ちょっと怖いですよね。サービス業をしている人ならわかると思いますが、大体しかめっつらのジジイはクレーマーか、偉そうです。

いい雰囲気の顔がどうしても作れない場合は、声色で笑顔の表現をするのがおすすめです。見た目は怖いけど、なぜか腰がひくく見える人は、丁寧な言葉を話せる人です。

これも有効です。

これを日頃から意識することで、体に染み付いていつでも誰にでもできるようになります。

「一事が万事」。人の立ち居振る舞いはこういうところに出ます。初対面だろうが、知り合いだろうが、“サービス業に従事する人にも丁寧な人”になれれば、まわりまわって自分が得することができます。

やってはいけないこと

  • 1秒以上見つめる

2.統一感のある服装にする

よく、モテたいなら清潔感のある服装を、などと言われますがそれも確かに大事です。もっと人間的に愛される人になるには、服装や持ち物に気を配って、キャラ設定すると覚えてもらいやすくなり、「類は友を呼ぶ」の法則で、自分が求める人から好かれるようになります。

では、統一感を持たせた服装とは?

モード、カジュアル、アメカジ、コンサバティブ、ストリート……etc。服のテイストって色々ありますよね。たまにブランドのテイストがバラバラで、残念な人がいます。

服装に統一感がなくて、チグハグ。高級時計をつけているのに靴が汚い。ブランドバッグを持っているのに髪の毛がプリンで、GUで買ったようなペラペラの布地の服。これらの人は見栄っ張りで見てくれを気にするだけの口だけの人に見えます。

服装や小物にはその人が「見える」ので、金持ちに見せたければ、隙なく頭の先から足まで完璧に整えて、全身ブランドでコーデネート。

おしゃれに見せたければ、モード、アメカジ、ストリートの中でトーンを合わせるのがおすすめです。

統一感のある服装をするだけで、信頼できる人に見えるので、私はレストランや洋服を買いに行くときも店員さんからどう思われたいか? で着るようにしています。そうすることで、受けられるサービスも違います。

やってはいけないこと

  • 奇抜な服を着る
  • TPOを無視した服装

3.相手を喋らせて気持ちよくさせる

上司でも好きな人でも、この人に好かれたい! と思ったら、相手にいっぱい喋らせることです。人は自分が一番可愛いので、どんな寡黙(に見える)人でも、自分の興味のあることや主張したいことを話すとスッキリします。

スッキリすると、この人といると心地いいなと思ってくれるので、信頼を勝ち取ることができます。相手が男性の場合は、その人が興味がありそうなことを質問をしたり、アドバイスをもらったりして、頼ります。

ここでキャバ嬢みたいに「すごーい!」とかの嬌声はいらないです。

あなたの話はためになる、ちゃんと聞いてますよ。頷きや、的を得た質問を投げて会話のキャッチボールをすることです。

質問攻めにすると相手も「理解できてるのかな? こいつといるのは時間の無駄かも」と疲れちゃうので、ここはゲーム感覚で「どれだけ相手を気持ちよくさせられるか?」と楽しむのがおすすめです。

これが家族だったり、付き合いの長い鉄壁の人間関係だと、愚痴ばっかり吐かれてこちらが疲れてしまいますので、ほどほどに。

下心があるときに有効です。

4.相手のパーソナリティを覚えている

一人、私の友人で同じことを何回も聞いてきたり、同じことを話す人がいます。話していて

「あれ? この間も私同じこと聞かれたな……」

と思うことがあり、残念に思うことが多々あります。

でも、その人の柔らかい雰囲気が好きなので一緒にいると苦ではないのですが。笑。

ただ、勿体無いなぁと思うのです。

私は会話の中でその人から前に聞いた個人的な話をすることがあります。

例えば、その人の家族の話だったり、旅行で生物に当たった話だったり。当人からすると、

「あれ?こんな話したっけ?」

というような、他愛もない話なのですが、

「あなたの言ったことは覚えているよ。ちゃんと聞いてるよ」

と意思表示してるので、相手はこの人はきちんと私の話を聞いてくれている。と思うわけです。

本人が自分から既に話てる内容でそれにタブーはないので、気を遣わずに相手を気遣っているアピールができます。

ただこのテクニックは記憶力が必要になるので、万人が使える物でもないのですが。

5.サラッと具体的に褒める

日本人は本当に人を褒めるのが下手だと思います。だから人を褒めることができれば、周りの人よりも抜きん出ることができます。

褒め慣れてないから胡散臭く思われたらどうしよう……。なんかキャラじゃないしな……と思ったら。真実を口に出してみるのはどうでしょう?

一例です。

  • 髪きった? さっぱりしてていいね!(いいね!w)
  • そのバッグ、(夏or冬)っぽくていいね! 私もこんなの欲しいと思ってた。(「私」が欲しいと思えるくらいのセンスがある物を持ってるあなたすごい)
  • 国家資格持ってるの!すごいね!相当難しかったんじゃない?(難関資格を取れる人すごい)

これらは、「すごい」とか「可愛いね」とか直接的な言葉は言ってないけど、褒められているような気がしませんか。

褒めるワードを探すようになると、その人のいいところを探すようになるので、これが知らない人でもとっさに褒められるじぶんになります。

コミュ力の高いおばさんになると、電車や店で隣席になっただけで褒めてくるからびっくりします。

「あなた、髪の毛アップしてて素敵ね」とか、「その服素敵ね」とか。知らない人に声をかけられることが割とあります。道聞いたついでにとかじゃなく、ただ感想を述べて立ち去っていくだけだからびっくりします。

でも、悪い気はするどころか褒められた日は、いい気分で過ごせます。

知らない人を褒めて立ち去れるおばさんになれると、もう最強です。

FBI捜査官が書いた、人の心を支配するテクニックが具体的でおもしろい!

詳しい話はこの【「元FBI捜査官が教える心を支配する」方法】にかいてあるので、より知りたい方はどうぞ。凶悪犯やサイコパスと対峙するFBI捜査官が、心理学を勉強して実践して、具体的なエピソードと共に紹介しているので、面白いです。

”心を支配する”というパワーワードが印象的ですが、自分の思うがままに行動させているので、あながち誇張でもないなと思います。

これはある意味、仕事や異性との恋愛、マルチ商法、詐欺でも使える手法なのかもしれません。これをナチュラルにやっている人がいたら、相当すごいです。

ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。