- 送料が高い
- 虫が多い
- 飲食店が少ない
- 給料が安い
- 物価が高い
- 平均所得に対して家賃が高い
- 台風が多い
- 車や自転車が塩害ですぐにさびる
- 水が美味しくない
- 湿度が高くて革製品がカビる
- いい求人がない
- プロパンガスしかない高い
これらは石垣島に住んでいるとデメリットともとられるんですが、なぜか人口はどんどん増えていて子どももたくさん。保育園も希望の場所に入れないなど、保育士も常に求人募集しています。
人口の約1%は移住者なので、1万人は移住者ということになります。
某会社の社長さんとか、役員とか、首都圏で高収入の人たちが別荘を持っていたりします。1億以上の豪邸もありますし、分譲マンションもあります。
私は低賃金が嫌、娯楽がないのが嫌で石垣島から上京しました。東京ではコンビニバイトから始めて、時には日雇い労働もして、途中IT会社の正社員にもなれましたが、すぐに辞めてずーーーーと非正規の職を転々としています。
ただ、絶対にブルーワーカーにはならないぞと決めて、頭を使う頭脳労働をしたいと思っていました。世の中は末端の作業員よりも、その人たちに支持するオフィスで働く人が高給取りだからです。
石垣島暮らしが楽しい〜〜〜っ!と思える人たち
手取りで25万以上あるIT系フリーランス
私は約20年かかって在宅でできる仕事を獲得できるようになりました。自営業なので不安定ではありますが、自宅をオフィスとして1日5時間働いてもいいし、土日に10時間働いてもいいし自由です。
コワーキングスペースなどWi-Fi完備の場所も島内に数カ所あるので、気分を変えてノマドワーカー風に生きるのも
在宅でできる仕事で、かつ、手取りが25万なら石垣島でも暮らしていけます。家賃は一人暮らしなら大体5万〜8万円ぐらいの家に住めば結構余裕です。
東京に比べると家賃は圧倒的に安いですし、手取り25万は石垣島では高給どりです。求人票を見てみるとわかりますが、新聞社で月給18万ですよ。
バイトの時給も昔と比べて人手不足のため上がりましたが、令和5年10月8日時点で最低時給は896円です。
これは2023年冬にオープンする「ニトリ石垣島店」の求人。オープニングスタッフ1,150円〜で募集されています。
1日8時間働いても9,200円。1万円もありません。
これで20日働いて各種税金、保険料、車の維持費を払ったら家賃は5万円以下にしないとキツいですよね。
こういう接客業はかなり時給が安くて不安定な気持ちになるのと、職場の人間関係にも恵まれないとストレスも溜まります。
住宅環境にこだわりたい人なら、石垣島なら7万円以上出さないといけません。
飲食や観光業で自営する
IT会社で働いていた夫婦が一緒に飲食店をやったり、海が好きな人がダイビングショップをしたり、小さな店でも起業して自分たちが食べられる分は稼げるって人は、なんだかんだ馴染んで楽しそうにやっています。
シーズンの繁忙期だけ忙しくてあとはのんびりスローライフ。常に働きっぱなしっていうより、緩急があって自分達も旅行に行ったり楽しめる。金と時間のバランスがとりやすい自営業は、一度やるとやめられません。
金持ちはどこで暮らしたって楽しい
これをいうと元も子もないんですが、会社をリタイアした元社長とか会長とか、金を持っている人はそもそも庶民と深く関わる場面がないので、ストレスも溜まりません。
虫がいれば殺虫剤で解決できるし、水が不味ければミネラルウォーターを買えばいい。住宅環境をより良くするなら、1億もあれば立派な家が建ちます。金持ちは大体のことは金で解決できますもんね。
石垣島で仕事を探す必要もないし 笑。
経営者は別荘を買って年に数回来島していたり、家族や友人を招待できるので承認欲求も満たせる。ハワイよりは安いわみたいな人も多いので、島との相性がぴったり合えば安いリゾート地なんでしょうね。
逆に失敗するのはこういう人
30歳以上で給料の安い仕事に就く人です。給料が安いってことは民度もそれなりの人と働くので、精神も消耗しやすいです。
若いうちはリゾートバイト的に楽しめて乗り切れるけど、30歳以上で思慮のある人は相当キツイと思います。
例えば都市で働いていた人で仕事も給料も良かったけど、人生に疲れて南の島で癒されよう……なんて人は失敗します。
大体の場合、安い給料の仕事しかないからです。
保育士、介護士、サービス業、観光業なら仕事もありますが、それらはワンマン社長がクズだったり、お局が性悪だったりして、精神を削られます。
ただ人間関係のストレスはどこにでもあるので、移住には何の関係もないですが。
でも石垣島でも人間性がやばいやつがいるってことは覚悟しておいた方がいいです。
せめて高給なら我慢料として耐えられますが、石垣島は月給15万とかザラです。夜勤したり休みなく働いたりして月給を増やそうとするので、今度は体力が削られて、
こんなに働いてこの手取りか……と絶望します。
自分がオーナーになることが暮らしを楽しめる
小さな島で誰かに雇われて働くよりも、フリーランスや自営業で商売できる人、強みを持った人は楽しく生きていけます。
田舎でもお金は必要。田舎こそお金が必要。
でも移住は住んでみないと気づかないこともいっぱいあるので、ダメだったらやめればいいし飽きたら引き上げてもいい。
えいやっ、と飛び込んでお試し的に住んでみよう〜でもいいと思います。
私も飽きたら東京に戻るつもりです 笑