ファイナンシャルプランナー(FP)3級とは
ファイナンシャルプランナー(FP)3級は、個人の資産管理やライフプラン設計に必要な基礎知識を身につけるための入門資格です。
国家資格である「FP技能士」の一種で、日本FP協会または金融財政事情研究会(きんざい)が年3回実施しています。
試験は学科と実技に分かれ、学科ではライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6分野を幅広く学びます。
実技では、資産設計や税務、保険設計など実務に沿った基礎的な問題が出題されます。受験資格は特に制限がなく、学生や社会人、主婦など幅広い層が受験可能です。
合格率は学科・実技ともに60〜70%程度と比較的高く、独学でも取得しやすいのが特徴です。取得することで、家計管理や保険、税金、年金、不動産、相続など日常生活に直結する金融知識を得られるため、自己啓発や家庭の資産管理に大きく役立ちます。
また、金融業界・保険業界・不動産業界などでのキャリアの第一歩としても有効です。
ファイナンシャルプランナー(FP)3級を取得することのメリット
1. 自分や家族の資産管理に役立つ
- 保険、税金、年金、住宅ローン、相続など、お金に関する幅広い基礎知識が得られます。
- 家計の見直しや貯蓄計画、ライフプラン設計などに直結し、日常生活にすぐ活かせます。
2. 就職・転職でのアピールになる
- 金融・保険・不動産・証券業界では、入門資格として評価されやすいです。
- 専門知識を持つ証明になり、未経験者でも金融系への応募時にプラスになります。
3. 学習しやすく独学でも狙いやすい
- 合格率は60〜70%前後と高く、初学者でも取りやすい資格です。
- 市販テキストや過去問を中心に学べば、短期間で合格可能です。
4. 上位資格へのステップアップに最適
- FP2級・1級やCFP資格を目指す場合の最初の登竜門となります。
- 学習内容が幅広いため、次の資格勉強への基礎固めとしても有効です。
ファイナンシャルプランナー(FP)3級は仕事や面接でどのくらい有利?
FP3級は、お金に関する基礎知識を証明できる入門資格であり、仕事や面接で一定の評価はされますが、即戦力というより知識習得の意欲を示すアピールポイントとして有利に働くことが多いです。
FP3級が必須となる業界は基本的にありませんが、金融機関や保険会社では社員に対し、入社後にFP3級取得を推奨または奨励する企業が多くあります。
金融・保険・不動産業界に進みたい場合は、持っていても損はありません。未経験でそれらの業界に挑戦する際は、あると有利になることも。
例:銀行、信用金庫、証券会社、保険会社、保険代理店、不動産仲介・販売会社など。
実務で即戦力を求められる場合は、FP2級以上や宅建、証券外務員などの資格が重視される傾向があります。
ファイナンシャルプランナー(FP)3級の試験内容
1. 学科試験(マークシート・○×および三答択一)
試験時間:120分/60問
出題範囲は以下の6分野です。
- ライフプランニングと資金計画
- 公的年金、社会保険制度、教育資金、住宅資金、ライフイベント表作成など
- リスク管理(保険分野)
- 生命保険、損害保険、医療保険の仕組み、必要保障額の算定
- 金融資産運用
- 株式・債券・投資信託・外貨預金など、金融商品の基礎知識
- タックスプランニング
- 所得税・住民税の仕組み、控除、申告、源泉徴収など
- 不動産
- 不動産の権利関係、賃貸・売買の基礎、税金(固定資産税・不動産取得税など)
- 相続・事業承継
- 相続の流れ、遺言書、相続税・贈与税の基礎、法定相続分
2. 実技試験(選択式・マークシート)
試験時間:60分/20問
出題は「資産設計提案業務」が基本で、具体的なケーススタディ形式で出題されます。
- 家計のキャッシュフロー表作成
- 保険の必要保障額の計算
- 投資商品の利回り計算
- 税額計算(所得税・相続税・贈与税)
- 不動産やローンに関する基礎的な判断
3. 合格基準
- 学科試験・実技試験ともに 60%以上の得点 で合格
- 合格率は 60〜70%程度 と比較的高く、独学でも十分狙える難易度です
FP3級に最短で合格するための勉強ステップ
FP3級 最短合格ステップ(目安:1〜2か月)
ステップ1:試験範囲をざっくり把握(1日〜2日)
- FP3級は6分野(ライフプラン、保険、投資、税金、不動産、相続)
- まずは市販のテキストや公式サイトで出題範囲と試験形式を確認
- 「お金全般の基礎を学ぶ資格」と意識すると理解しやすい
ステップ2:テキストで基礎固め(1〜2週間)
- 1日1時間程度で、まずは全分野を通読
- 完璧に覚えなくてもOK。「こんな内容が出るんだ」と理解を重視
- おすすめはイラストや図解が豊富な入門テキスト(スマホ学習対応だと効率UP)
ステップ3:過去問演習で知識を定着(2〜3週間)
- FP3級は過去問の繰り返しが合格の鍵
- まずは学科の○×問題からスタート → 三答択一問題 → 実技問題へ
- 問題を解きながら、間違えた箇所だけテキストに戻る“反復学習”が最速
ステップ4:実技試験対策(1週間)
- 電卓を使う計算問題を重点的に練習
- よく出る計算問題は以下の通り
- 必要保障額(生命保険)
- 複利計算・利回り
- 所得税・相続税の基礎計算
- 過去問3年分を2〜3周すると本番レベルに到達
ステップ5:試験直前の総仕上げ(前日〜当日)
- 間違えた問題だけを復習して知識を整理
- 試験当日は学科→実技の順で、ケアレスミスを防ぐことが合格のカギ
💡 ポイント
- 合格率は60〜70%前後で、過去問中心学習が最短ルート
- 独学でも1日1〜2時間×1〜2か月で合格可能
- スマホアプリや過去問Webサイトを併用するとスキマ時間学習が効果的
基本的なお金の勉強としての入門に最適な資格
家計管理や資産形成に役立つだけでなく、金融・保険・不動産業界での就職や転職のアピールにもなるFP3級。
必須資格ではありませんが、入門資格として評価されやすく、上位資格であるFP2級・1級やCFPへのステップにも最適です。
ライフプラン、保険、投資、税金、不動産、相続の6分野を学べる資格。サクッととってみてはいかがでしょうか。